※ネタバレ注意!物語の根幹に関わる記述があります!
概要
サンサーラ・ナーガ、サンサーラ・ナーガ2における最強最悪の竜にして、
すべての竜使いにとっての恐怖と絶望の化身。
このドラゴンが生まれた世界は消滅すると言われる、正に禁忌の竜。
世界の平和を取り戻すために倒さねばならず、避けては通れない存在。
サンサーラ・ナーガ
カオス・ドラゴンと めが あってしまった!
ゆかが おおきく うねって
めのまえが くらくなっていく・・
第1の悪夢
ばっちゃん:
きがついたか・・
へんなジイさんが おまえを かつぎこんでな
おまえは 2しゅうかんも うなされとっただ
なにが あったか しらんが
もう りゅうつかいちゅうたら ゆめみたいなこた
やめにして ババのそばに いろ。な
ずえぇぇぇぇぇぇぇぇったい そとには ださへんでぇ!
いっしょう ここで くらすんじゃぁぁぁぁぁ!!
第2の悪夢
アムリタ:
よほど つかれていたのだな
よく ねむっていたぞ
・・わたしも つかれた
りゅうつかいを やめたいと・・
そう おもったことは ないか?
りゅうと ともに あってこそ りゅうつかい
われらは ひとの なかでは いきられぬ
だが・・ ひとり こうやで くちはてる
そんな あくむに うなされたことは ないか?
われらとて ひとだ
なのに われらをみる まわりのめは どうだ?
ときに ものめずらしげに、ときに ひくつに
ときに ろこつに さげすみさえもする!
○○○○ そんなやつらに
おのれの もつりゅうのちからを
ぞんぶんに ふるってみたいとは おもわぬか?
○○○○・・・
わたしと いっしょに くずれてみぬか?
われらは もともと じぶんのために
りゅうつかいの みちを えらんだはず
ここらで しょうじきに いきてみるのも
わるくは あるまい?
⇒はい:
ほんねを はいたな、この あくとうめっ!
⇒いいえ:
そうか・・ならば しかたがない
ほんねを きかれたからには しんでもらうぞ!
第3の悪夢
たちぐいのプロ:
おう ○○○○じゃねぇか!
どうしたんだ やつれちまって?
ま そばでも たぐれや。おごらせて もらうぜ
○○○○は つきみそばを たべた
あれ? おなかが ゴロゴロする・・
「けけけ バカが ひっかかりやがった!」
第4の悪夢
じつはな カオスドラゴンを たおすには
でんせつのブレスが ひつようなんぢゃ
たんせいこめて そだてた りゅうだけが
たった1どだけ つかえると つたえられる ブレスでな
それを つかえんことには カオスドラゴンには
かてぬわけだが・・
まぁ それはそれとして しばし ここで
やすむがよかろう。カハハハ
メイド:
○○○○さん ス・テ・キ! ○○○○さん ス・テ・キ! ○○○○さん ス・テ・キ!
○○○○さん ス・テ・キ! ○○○○さん ス・テ・キ! ○○○○さん ス・テ・キ!
よぉし いっちゃえっ!!
第5の悪夢
スイカわり:
よぉし いけぇ!
みぎ みぎ みぎ
ひだり ひだり
なにやってんだよ! じれってぇなぁ!!
みぎは ハシ もつほうの てっ!
そっちじゃねぇってば!
ひだりは ちゃわん もつほうの てだろうがっ!
第6の悪夢
ターラ:
あのひと まじめに なってくれたと おもったのに
また ギャンブルに てをだして・・
あたし もう・・ おねがいです ○○○○さん
あたしを つれて にげてっ!
ターラのひも:
♂○○○○! てめぇ よくも おれのターラに!!
♀○○○○! てめぇ おんなにおんなを とられた
なんてぇことに なって たまるけぇっ!!
ターラ:
ひどいわっ!!
第7の悪夢
おうさま:
「よくやった ○○○○よ! おまえの はたらきで
カオスドラゴンは このちをさり へいわがもどった
これからは おまえが このせかいの おうだ!」
へいし:
「○○○○さま ばんざい!」「たたえよ ○○○○!」
とうぞくのボス:
まってたぜ
第8の悪夢
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
聖なる竜によって統治されていたはずの竜の世界リタ・サテイヤにある
「竜の巣」最深部「カオスドラゴンの神殿」に待ち受けている八つの目を持つ巨大なドラゴン。
その眼(まなこ)に魅入られたものは正気を失い、夢と現実の境界線が曖昧になり
悪夢の世界へと引きずり込まれるとされている。
この龍を打ち倒せるものは、竜使いと強い絆で結ばれた竜が一生に一度だけ扱える
命を賭した最終奥義のみである。
…そして、この戦いを見届けた者のみが、「サンサーラ・ナーガ」の真の意味を知ることになる。
サンサーラ・ナーガ2
黒竜:
アムリタ・・・・ どこにいるの? こわいよ・・・・
ひどいよ どうして そんなこと するの?
ぼくの なかに なにかが・・・・ たすけて・・・・
アムリタと共に旅していた母竜の腹を食い破り産まれてきた漆黒の仔竜。
このような産まれにも関わらず、アムリタはこの仔竜を慈しみ、共にありながら世界の謎を求め
八つの階層、八つの世界を駆け抜けてきた。
しかし、彼女とそして仔竜自身もあずかり知らぬところで、様々な災厄を引き起こしてしまっていたのであった。
周囲に不幸をばらまきながら、世界の果てに到達することで目覚め
その背中から冬虫夏草のように誕生する八つ首のドラゴンなのである。
余談
- サンサーラ・ナーガ(1)のカオスドラゴン戦「八つの悪夢」は、「誰とでも戦える」というシステムによって演出されている。また全ての悪夢を打ち破ってからのとどめの演出に、多くのプレイヤーが涙した。
- FC版では完全な全身像は登場せず、フィールド上での頭部のシルエット、象徴的な一枚絵での全身像のシルエット、戦闘画面での頭部のみのグラフィックとモンタージュ的に表現されている(メイン画像は上記のものを合成したもの)。
- デザイン画は公開されておらず、本来の全身像は不明であるが、デザイン担当の桜玉吉の漫画『しあわせのかたち』でショートストーリーとして一コマ描かれ登場したことがある。
- GBA版の「1×2」では3Dモデルが作られ、紫色に発光する濃紺の全身像で登場するが、ディフォルメされており頭部は大きめ。
- ループする悪夢の世界からの脱出という展開は、『ビューティフル・ドリーマー』以降の押井守監督作品のモチーフとなっている。
- サンサーラ・ナーガ2では、押井守監督は「アムリタはカオスドラゴンによってマインドコントロールされていた。」という設定を考えていたが、完成版ではスタッフとの打ち合わせにより、母性を強調した展開となった。
- 2の八つ首のドラゴンというヴィジュアルとの区別化を図る為か、劇中に登場する他の多頭竜(ヒュドラ)はデザインが三つ首のものに減らされている。
- SFC版では頭一つ一つと八連戦する方式、GBA版では全ての首と同時戦闘する方式で戦う。
- 2のカオスドラゴンは冬虫夏草がモチーフだが、雑魚モンスターにも「とうちゅうかそう」がいる。また、旅の途中で出会う「銀竜」の背の大木に支えられる空中庭園。「巨大な亀」の背のシュメールの柱に八つの階層が存在するカーラチャクラ世界。と連続するモチーフが伏線となっている。
- FC版1の戦闘曲は、「三三七拍子」と呼ぶものもいる独特なリズムに不気味な効果音が流れるもので、GBA版では新たな専用曲が作曲され使用された(GBA版2の階層ボス戦曲にも流用)。
- SFC版2ではラスボス戦の曲は通常戦闘曲と同じだが、戦闘前に心音が流れる中で、倒れている仔竜の姿が映る画面下から徐々に上にスライドし、ウィンドウからはみ出すほどの全身像を表す演出にとても合っていた。
- GBA版2でも新たに作曲されたラスボス専用曲が流れるなかでの戦闘であるが、SFC版での戦闘前演出がカットされてしまっており、悍ましくもショッキングな全身像は映されなかった。
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白竜:
○○○○さん、ここまで つれてきてくれた あなたに、かんしゃします。