CV:水木竜司(『1』)、大川透(『極』・『0』)
概要
『龍が如く』、『龍が如く0』に登場した、東城会三代目会長。49歳。身長185cm、体重74kg。
『1』の黒幕である神宮京平とは親友で、同じ大学に通っており、若い頃は共に学生運動に参加していたらしい。
自身が極道になって間もない頃から世話を焼いてくれた風間新太郎を深く尊敬しており、風間より上の立場になっても、敬語を崩さなかった。
また、大の犬嫌いであり、初代会長の東城真が放し飼いしていたドーベルマンを庭から追い出してしまった。
劇中では、神宮の頼みで自身を追っていた記者の死体を隠すのに協力し、更に神宮の妻子である澤村由美と遥の抹殺を依頼されたが、風間に阻止され、最終的に風間の説得により思い留まり、神宮と手を切る決心を固め、敢えて神宮を失脚させる為に、風間や由美と共に彼の100億円を盗み出してバー「アレス」に隠した。そして、神宮から命を狙われると察して自らの死を覚悟し、「東城会の未来を託せる男」を跡目に譲ると記した遺言状を風間に託した。
その後、神宮の流した100億の情報を聞いた錦山から「100億盗まれたのは本当か」と質問され、その数日後に跡目を狙う錦山によって暗殺された。
また、堂島殺しの罪で服役中の桐生一馬に囚人番号1356を刺客として送った張本人で、『1』ではその理由が不明のままだったが、リメイク版の『極』では、刺客を送ることで「桐生は東城会本家直々に始末する」と他の組に示すことで、桐生を守っていたと同時に、囚人番号1356はそのことを知らず、本気で桐生を始末するつもりだったので、桐生の実力を試す目的もあった、と日侠連二代目総裁の国枝から桐生に説明された。
『0』では東城会の中でも表に出せない仕事を行う直系組織である日侠連の総裁として登場。当時32歳。
服役中の風間の命を受け、堂島組やその傘下組織よりも先に「カラの一坪」を手に入れるために行動を起こしており、最終的に「カラの一坪」を入手し、跡目候補だった堂島宗兵を失脚させた。そして、神室町再開発計画の利権により莫大な利益を得たことで世良は本家若頭に就任し、二代目代行の二井原が退任した後はそのまま三代目会長に昇格する。
戦闘
『0』の真島編ではボスとして彼と戦う機会がある。ヒートは紫色で、スウェイでこちらの横に回り込みながら最小限の動きで攻撃するスタイルが特徴。隙の少ない下段の足払いや単発のパンチで確実にダメージを与えに来るうえ、スタンを取ってから4連~6連コンボにつなげてくる場合もあるなど、日侠連総裁の名に恥じない強敵である。
更にQTEでは真島の攻撃を容易く捌いて逆に肘打ち→蹴り→足払いのコンボを食らわせ、更に顔面への踏み付けを放ってくる。QTEの入力に失敗するとそのまま踏まれてダメージを受けてしまうが、入力猶予はそれなりにあるので落ち着いて入力すること。
余談
実在役者のモデルが発表されているキャラクターではないが、俳優の渡辺謙の姿を連想するプレイヤーは少なくない。