概要
FF4もしくは派生作にて、ゴルベーザの腹心として登場するキャラクター。
メンバーは以下の通り(登場順)。
各個に主人公セシル達と戦い敗れた後、ゴルベーザをも操る真の黒幕ゼムスの手によって甦り、バブイルの巨人内でまとめて挑みかかってくる。
更にDS版では、二度にわたって敗れた彼らの怨念が合体した魔物・ゲリュオンとなって登場する。
戦闘BGM
FF4TAではクリスタルから再生されて登場(ルビカンテのみ再生されていない状態でも登場する)。再生体としては、ゴルベーザの部下としての意識は持っているが、かつての脅威としての存在感はなく、クリスタルの力で無理矢理戦わさせられている状態のため、倒されると穏やかに消滅する。
FF1でもゲスト出演しており、追加ダンジョンの中ボスとしてFF4同様のセリフを以って光の戦士たちを待ち受けている。
名前の元ネタはダンテの『神曲』に登場する十二人の悪鬼「マレブランケ」のうち4名より取られている(尚、本作はマレブランケから名前を拝借したキャラクターは他にもいる)。
FF14
「暁月のフィナーレ」パッチ6.1「新たなる冒険」ラストにて、ヴォイドこと第十三世界の様子が描写。
どこかで見たような甲冑の大男の配下として、土・風・水・火のモノリスに象徴される何者かが登場し、特徴的な口調から大いに期待を寄せられる事となった。
パッチ6.2「禁断の記憶(メモリア)」メインストーリーにて、月竜アジュダヤの消息を求めて光の戦士一行がヴォイドへ突入。
往年の輝きが失われた「異界孤城トロイアコート」を進む中で、女城主ベアトリーチェを屠って登場したその妖異は名乗りを上げる。
「ゴルベーザ四天王、土のスカルミリョーネ」。
ボスBGMはFF4のバトル2のアレンジとなり、往年のファンを歓喜させた。
闇の力に満ち溢れたヴォイドでは、死が存在しない。
そのためアンデッドを使役するスカルミリョーネは事実上の無敵であり、一度倒されても再び復活して一行を苦しめる事となるが、思わぬ存在によって討伐されてしまった。
スカルミリョーネの消滅を知ったゴルベーザは、風のバルバリシアに異界からの乱入者を排除するよう命じる。8人で挑む討滅戦において、前半は風と髪、後半は肉弾戦で荒々しい気性をあらわにする彼女だったが、奮戦むなしく光の戦士とその仲間の前に討伐されるのであった。
パッチ6.3「天の祝祭、地の鳴動」では、ガレマルドの更に北方から大規模な妖異の出現と侵攻が発生する。リーパーの隠れ里「ラピス・マナリス」がその発生源だと知った光の戦士一行は最奥にてヴォイドゲートが開いているのを確認、そこから姿を見せた水のカイナッツォとの戦いの末これを下す。
しかしこれは囮であり、アルタザール海底遺跡のヴォイドゲートが火のルビカンテに破壊された事で、一行は第十三世界へ渡る術を失ってしまった。
駆けつけた光の戦士に対して、ルビカンテは正々堂々の戦いを所望し、その力を解放。激戦の末に敗北するが、そこで明かされたゴルベーザの目的が、死の存在しない第十三世界から原初世界へ妖異達を送り込み、彼らに完全なる死を与える事、更にまだ隠された真意がある事が判明する。
またサイドクエスト「深淵の監視者」では、かつてヒトであった時代の四天王が描かれる。彼らがどのようにして妖異となり、また何故その名前になったのか、謎が明らかとなる。
前山田健一によるアレンジ
前山田健一氏はヒャダイン名義で2008年にニコニコ動画やYouTubeで四天王登場のアレンジ曲(というよりは歌ってみた)を投稿。
2023年1月26日、FF14での大型アップデートパッチ6.3「天の祝祭、地の鳴動」で公開された「ルビカンテ討滅戦」BGMの編曲を担当した(参照)。
この事からネット上では大きな注目が集まっている。
関連イラスト
関連リンク
土のスカルミリョーネ
水のカイナッツォ
風のバルバリシア
火のルビカンテ
カルコブリーナ:マレブランケ由来のキャラクター。
ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 暁月のフィナーレ 第十三世界 妖異(FF14)