プロフィール
公式紹介
努力家で訓練の成績も抜群なのに、なぜか音楽隊に転属命令が出てしまったロマーニャ出身のウィッチ。
普段は気だるげにしていることが多いけど、ファッションのことになると誰にも負けないこだわりを見せる一面も。
何か秘密を持っていそうな、ロマーニャ生まれロマーニャ育ちの生粋のロマーニャっ子。
人物像
連盟空軍航の航空魔法音楽隊に所属する“歌うウィッチ”・ルミナスウィッチーズの一員。
いつも一歩引いたところに居てアンニュイに過ごしているが、周りを見守ってよく観察しており気遣うこともできる、どこか気品のある振る舞いをする人物。普段はぶっきらぼうな喋り方で接するものの、時折茶目っ気も見せる。
- 原隊では、上官に「出撃できない」事を直訴して撤回を求めるほど士気旺盛であった。しかし、「ある事情」により毎回出撃が叶わないという、謎多き姿が見られた。
- メンバーの中では唯一、志願ではなく命令により音楽隊へ転属となった。
- 下士官の軍曹であるにもかかわらず、「下士官と食事をした事が無い」(※通常軍隊では士官と下士官・兵の食事が別)と発言。また、夜間飛行時間について「300時間ほど『嗜んだ』」と申告するなどして周囲を不思議がらせている。
- 被服はなぜか史実におけるドイツ国防軍陸軍の山岳猟兵で使用されたM42ヴィントブルゼで、これはイタリア休戦後枢軸側で戦ったRSI軍でも使用された。
- 音楽隊では歌唱部隊員として舞台に上がるほか、ジョアンナ・エリザベス・スタッフォード(ジョー)と共に衣装制作を担当している。手先の器用さではジョーに敵わないものの、豊富な服飾の知識や優れたファッションセンスで衣装班を支える。
- 音楽には覚えがある方のようで、音楽隊のレッスンでは渋谷いのりと並び「貴女たち全然出来てるから年少組を見てあげて」と隊長から実力を認められている。
- ダンス練習の際の身体の動かし方も優雅であり、ジョーからは「バレリーナみたいだ」と評されている。
使い魔は羊のペコラスチャンで、その大きな体格とふわふわとした毛には他の小型使い魔たち(+枕代わりを欲する寝坊助ウィッチ)を引き寄せる魅力があるようである。
その正体は、ロマーニャ公国の高貴な血筋の一つであるカリニャーノ公のお世継ぎにして一人娘・シルヴァーナ公女で、本名は「シルヴァーナ・アデライーデ・ディ・カリニャーノ」。(『ルミナスウィッチーズ』第5話より)
マリアによれば、(平たく言えば)ロマーニャの女王様候補の一人。
上位の公位継承権保持者であったために、どの部隊でも出撃を許可されずに持て余され、たらい回しに遭っていたのであった。
貴族・華族出身のウィッチは、501JFWのペリーヌ・クロステルマン中尉や503JFWのフーベルタ・フォン・ボニン少佐、505JFWのコンスタンティア・カンタクジノ大尉、506JFWのハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタイン大尉(後に少佐に昇進)、31JFS「アフリカ」の稲垣真美軍曹等が登場しており、いずれも最前線で戦っているが祖国の君主位継承権を保持しているような人物はいないことは念頭に入れておいて欲しい。
また、君主位の上位継承者であるにもかかわらず、軍人としての階級は下士官に過ぎない軍曹という社会的・政治的地位と、軍人としての階級の乖離が顕著な点も、扱いづらさに拍車をかけたであろうことは想像に難くない。
統合戦闘航空団に配属される航空ウィッチの中では、軍曹は下っ端に位置する階級であり(伍長以下の階級の航空ウィッチは登場例が無い)、上記の貴族・華族出身者の例で挙げたウィッチの中でも階級がシルヴィと同じ軍曹(下士官)なのは稲垣真美だけで、他のウィッチ達は全員が士官(将校)である。
このため、「偉い人は後方でドンと座っていれば良い」という体裁で前線から遠ざけることもできず、かといって本人の希望通りに出撃させて万が一戦死した場合には、指揮官の責任問題となる(もし指揮官が外国人の場合は、指揮官の所属国とロマーニャ公国との外交問題にすら発展しかねない)、という八方塞がりな状況のため、どこの部隊でも(厄介者とまでは言わないにしても)腫れ物扱いであったと思われる。
余談
2021年9月7日に声優の琴坂みう氏が、体調不良により治療に専念するために声優活動を引退することが発表された。その後、2021年12月18日に後任として吉北梨乃氏が声優を務めることが決定した。
島田フミカネ氏のツイートによれば、『ストライクウィッチーズ2』第5話で登場したロマーニャ公国の第一公女マリア・ピア・ディ・ロマーニャとの関係は「パーティーとかであ(会)ったことがあるくらいの軽い面識」とのこと。
関連イラスト
関連タグ
ストライクウィッチーズ ルミナスウィッチーズ 連盟空軍航空魔法音楽隊
ジョアンナ・エリザベス・スタッフォード ...音楽隊の衣装担当仲間。(シルジョー)
お姫様が抱っこ ...マリアが気絶した際、シルヴィにお姫様抱っこしされている。