「復讐のためなら自らの命を絶つ! それがジングォン派の掟だ!」
概要
『龍が如く2』に登場する警視庁公安部外事二課課長。階級は警視正。
だがその正体は、韓国マフィア「真拳(ジングォン)派」構成員・池頻敏(ジ・ヨンミン)だった。
初登場の際には何か奇妙な指輪をはめていることが確認できるが、それは真拳派構成員が自害するための毒薬が仕込まれているものだった。目的のためなら自分の命をも投げ捨てろという組織の鉄の掟が反映されたものだろうか。
倉橋は、本編の26年前(1980年)に東城会の堂島組によって、神室町にある真拳派のアジトが襲撃された際、堂島宗兵に命令された皆殺しに否定的だった風間新太郎によって、のちの東城会五代目会長・寺田行雄こと金大津(キム・デジン)と共に助け出されていた。
劇中では、真拳派を壊滅に追い込んだ東城会に復讐を果たすため、神室町中に爆弾を仕掛け、自身は伊達真やサイの花屋を人質に取り、桐生一馬や狭山薫をおびき出し、壮大な復讐劇を画策する。
そして自身をマークし、本国から送り込まれた多くの真拳派構成員を殺し回っていた瓦次郎を、わざと薫との親子関係を暴露して隙を作り、復讐として射殺しようとするが桐生によって阻止される。
最期は重傷を負った瓦と、娘の薫によって射殺される。
余談
『2』では倉橋の声を近江連合の林弘役を担当している菅田氏が兼任したが、リメイク版の『極2』では木下氏に変更され、外見のモデルも木下氏に似せたものに差し替えられた。