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ケイ(ブルーアーカイブ)の編集履歴

2023-03-08 03:53:53 バージョン

ケイ(ブルーアーカイブ)

けい

ゲーム『ブルーアーカイブ』の登場キャラクター。

※本記事はゲーム『ブルーアーカイブ』のメインストーリーVol.2最大級のネタバレとなっております。

ネタバレを避けたい方はブラウザバックをお願いします。



































アリス……?

それは、あなた達が私たちの「王女」を呼ぶ際の名称……。

「王女」に名前は不要です。名前は存在の目的と本質を乱します。


私の個体名は<Key>。

王女を助ける無名の司祭たちが残した修行者であり、

彼女が戴冠する玉座を継ぐ「鍵」<Key>です。


彼女は「王女」であり、私は「鍵」。それが私たちの存在であり目的。


人物

メインストーリーVol.2「時計じかけの花のパヴァーヌ編」から登場したAI。

初登場した時点での名前はKeyだったのだが、モモイが「Key」を「ケイ」と読み間違えたことをきっかけにモモイやアリスからは「ケイ」と呼ばれるようになり、本人も後に「Key」の名を捨てて「ケイ」という名前を受け入れるようになる。

ちなみにアリスの名前もケイと同じく「AL-1S」をモモイが「アリス」と読み間違えたことがきっかけで名付けられた名前である。


自らを「王女を助ける無名の司祭たちが残した修行者であり、彼女が戴冠する玉座を継ぐ「鍵」<Key>」と称している。

ヒマリによると「無名の司祭の「オーパーツ」を稼働させるためのトリガーAI」。


初対面時のアリスと同じくですます調で機械的な喋り方が特徴。

アリスのことを「王女」と呼び、ケイにとって重要な存在であることがうかがえる。

人間に対しては敵対的で、作中ではアリスの体を乗っ取り、様々な騒動を引き起こしている。なお、アリスの体を乗っ取っている時は、アリスの瞳が紫色になる。


Divi:Sionと呼ばれる不気味なロボットの軍勢を従えることが可能で、彼らを追従者と呼んでいる。


アリスを「名もなき神々の王女」と呼ばれる存在に変貌させる鍵となる存在で、「ATRAHASIS」と呼ばれるプロトコルを実施し、「アトラ・ハシースの箱舟」を製作、「サンクトゥム」を建立する、「世界を滅ぼす」などが目的であり、それによって「すべての神秘はアーカイブ化される」と語られている。


作中の動向

メインストーリーVol.2 1章

Vol.2 1章「レトロチック・ロマン」において、ゲーム開発部のモモイとミドリ先生と共に「廃墟」の工場でアリスを見つけて連れて帰った後、本来の目的であった「G.Bible」を手に入れるべくアリスとユズも加えて再び「廃墟」の工場を訪れた際に、アリスが導かれるように1台のコンピュータに接触する。

そのコンピュータのAIはアリスが接触すると「あなたはAL-1Sですか?」と尋ね、アリスがAL-1Sであることを知ると「おかえりなさいませ、AL-1S」と返し、アリスに自分を扱う資格があることを告げる。

そして、電力限界によって電源消失の危機に陥ると、AIは自分の中にG.Bibleがあると言い、自身を「データの保存媒体」に転送することを提案する。最終的にはモモイの持つゲーム機「ゲームガールズアドバンスSP」にデータを転送した。

その後、転送されたデータの中にはG.Bibleと共に<Key>という名前のデータが入っていたことが発覚する(モモイが<Key>を「ケイ」と読み間違えたのもこの時)。

ミドリは一連の出来事からあの時のコンピュータのAIが<Key>であったと推測している。


なお、モモイから転送先に自身の(古い)ゲーム機を提案された際「……………………まあ、可能、ではあります。」と不服そうな反応を示していた。そのためか、データ転送時に容量不足からゲーム機内のモモイのセーブデータを削除する必要が生じた際には、本人の確認無しで削除を強行し、その際に「残念、削除。」とあたかも意趣返しをしたかのような反応を見せた。

仮宿に不満を漏らすkeyさん


1章の最後にはモモイのゲーム機内で自立稼働し、データの復旧を行っていた。


「AL-1S……いえ……」

「ア リ ス……私の……」

「私の……大事な…………!@#$%$^&*(!@$!!」


メインストーリーVol.2 2章

Vol.2 2章「友情と勇気と光のロマン」においてアリスがDivi:Sion所属のロボット「無名の守護者」に接触した際、アリスの体と精神を乗っ取りDivi:Sionを率いてヴェリタスの部室を破壊。モモイを意識不明の重傷に追い込む。この際、モモイのゲーム機が意味深に起動していた事と、事件後にモモイのゲーム機が「まるで中身自体が空っぽになってしまったかのように」無反応になったことから、モモイのゲーム機からアリスの体へ自身を転送したのだと思われる。


C&Cの活躍でKeyによるアリスの暴走も鎮圧され、意識もアリスに戻ったが、この事件を引き金にリオがアリスを誘拐。アリスの体ごとエリドゥに連行される。


アリス救出に駆け付けたゲーム開発部によってアリスはリオから解放されるが、アリスの人格をデータベース深部に隔離することで再度体を乗っ取り「プロトコルATRAHASIS」の稼働を宣言。一瞬でエリドゥをハッキングで掌握した後、都市を変質させそのリソースで「アトラ・ハシースの箱舟」製作を目論んだが、ユウカノアがエリドゥに通じる電源を落としたため99%まで進んだところで失敗。「無名の守護者」を呼び出し制圧を試みるも、今度はC&Cとエイミがタワーを防衛していたことと外でエンジニア部が「アバンギャルド君Mk.2」で暴れ回っていたためこれも失敗。

最終的にヒマリの手によってアリスの精神世界に送り込まれたゲーム開発部と先生がアリスを説得。精神世界内でアリスの光の剣:スーパーノヴァの一撃を受けて敗北。意識がアリスに戻った。

Key.


メインストーリーFinal. 1章

Final.「あまねく奇跡の始発点編」1章「シャーレ奪還作戦」にて、エンジニア部によるアリスの身体検査とメディカルチェックが行われ、その際にKeyに関しても検査が行われたものの、アリスの中にまだKeyがいるかどうかは不明であった。

この頃には「ケイ」がKeyの名前として定着してしまっており、アリスは「今度「ケイ」に会ったら300%……いや10万%ビーム砲を発射します!」と意気込んでいた。


その頃、未だにアリスの中に存在していたKeyは自分のことを「ケイ」と呼ぶようになったアリスを見て、アリスが「王女」としての役割を否定しただけにとどまらず、自分の「鍵」としての役割まで否定したかのように感じて大きなショックを受ける。

そしてその事を諦観と共に受け入れて、「Key」ではなく「ケイ」として、王女……もとい「アリス」を見守ることを決める。

なお、これ以降はメッセージウィンドウの名前欄も「Key」から「ケイ」に変わっている。


一方で、自分達の存在理由に関して意味深な言葉を残している……


「しかし、誰も存在理由から逃れることはできません。アリス、それが私たちが迎える運命です。」

「そして然るべき時が来たら……私は──」


衣装

4th PV

センシティブな作品

4th PVではアリスが「名もなき神々の王女」となったと思われる姿が描かれており、巨大な謎の構造物を背景に赤い瞳、赤くなったヘイロー、黒色のワンピース姿を披露している。

また、黒服のものらしき亀裂の走った腕も一瞬写っており、この光景には黒服が関与していることも示唆されている。

※1:15-1:16頃


関連イラスト

Blue Archive


pixivではVol.2 2章やFinal. 1章が公開された時点で、アリスやゲーム開発部の面々等と和解済の二次創作も多く描かれている。

ゲーム開発部+KeyKEY


関連タグ

ブルーアーカイブ Divi:Sion

AI AI娘


Key(ゲームブランド)…ユーザーからは冗談半分で元ネタはこれなのでは?と言われている


ネタバレ

以降はメインストーリーFinal. 3章のネタバレとなっておりますので、ご注意ください。



































Final. 3章「アトラ・ハシースの箱舟占領戦」にて、色彩の本拠地がキヴォトスの上空75,000メートルに浮かぶ構造体であり、そしてその構造体がかつてケイが作ろうとしていた「アトラ・ハシースの箱舟」であることが発覚する。

箱舟に向かうべく、アビドス砂漠から発掘された超古代兵器「ウトナピシュティムの本船」を対策委員会が確保した後、それが「宇宙戦艦」であることを聞いたアリスが興味を抱いてゲーム開発部のメンバー達と共にやってくる。

それに対し、ケイはアリスに一刻も早くウトナピシュティムから離れるよう警告……いや「願う」。なぜならウトナピシュティムは対箱舟用に作られた決戦兵器であり、起動した瞬間に「名もなき神々の王女」であるアリスに牙をむくからであった。

しかしそんなケイの「願い」とは裏腹に、アリスは宇宙戦艦の武器として作られた光の剣:スーパーノヴァの使い手として、そして「勇者」として先生達の助けになるべくウトナピシュティムに搭乗することを決意し、ゲーム開発部のメンバー達もアリスに同行することを決める。

幸い(?)、ケイが懸念していたウトナピシュティム起動時の影響は全て先生が受けてしまったため、アリスには何の被害もおよぶことはなかったのだが……


ウトナピシュティム浮上後、いよいよ箱舟への途中を行おうとした際に、箱舟が周囲のバリアを変えたことで、ウトナピシュティムはバリアとの衝突の危機を迎えてしまう。

そのような状況下でアリスは打開策として自分の中の「名もなき神々の王女」の力を使うことを決意する。その力を使えば自らが危機に晒されることになるのを承知の上で……

そしてアリスは自身の精神世界で、再びケイと向き合う。アリスはケイに彼女を拒絶してしまったことを謝罪し、「世界を滅亡に導く鍵」として作られてたケイの苦しみに寄り添った上で、「ケイも自分が望む存在になれる」と伝える。

世界を滅亡させる存在である自分のことすら助けようとする「勇者」に対し、ケイは彼女の願いを聞き入れて「プロトコルATRAHASIS」を稼働する。

ケイ「王女は鍵を手に入れ、箱舟は用意された。」

アリス「名もなき神々の王女、AL-1Sが承認します──ここに、新たな聖域(サンクトゥム)が舞い降りん────!」


アリスはケイと共にオリジナル版「アトラ・ハシースの箱舟」……「光の剣:アトラ・ハシースのスーパーノヴァ」を作りだす。

そして巨大な光の剣から発射されたエネルギーが箱舟の多次元バリアを粉砕し、ウトナピシュティムは箱舟への突入に成功する。


しかし、アリスは力を使った代償として、その存在自体が消えようとしていた。それに対しケイは……


「……いいえ、あなたは消えてはなりません。私はそれを拒否します。」

「消えるべき存在は、勇者ではなく──世界を滅ぼす「道具」であるべきなのですから。」


ケイが望んだ道、それは自らが身代わりとなることでアリスを助けることだった。


「……それと、私に謝らないでください──アリス。」

My dear……ALICE.


こうして、「世界を滅亡に導く鍵」として作られたAIは、「勇者」と共に仲間を助け、最後は「私の大切な…………アリス」を助けて消えていったのだった……


余談(ネタバレ)

ケイが消えた後、1体の人形が写しだされている。

実はこの人形、ティザーPV(1st PV)でアリスと共に登場している。

※0:53頃

ティザーPVでは本編と異なりヘイローが追加されているのが特徴である。

掴みたかった未来


関連イラスト(ネタバレ)

「ケイの一生」

※本編のケイの流れが漫画になっている(一部作者の独自解釈あり)。

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