概要
北の海出身の海賊で、最悪の世代の一角である元・王下七武海トラファルガー・ローが率いるハートの海賊団の船員。
常に「PENGUIN」と書かれた帽子を深々と被っているため現時点で素顔は不明。
非常に脇役的なキャラクターなのだが、今までの本作のキャラクターにはあまり見られなかった現代風な風貌や船長の影響からか気さくで陽気なテンションからか、同じ船員のベポ、シャチ等と共にpixiv内で高い人気を誇っている。
プロフィール
能力
悪魔の実の能力は無し。
アニメやアプリゲームでは素手での戦闘スタイルが多く見受けられたが、ゾウ編にてジャックらを迎え撃つ回想シーンでは長槍のような武器を持っている姿が確認できる。小説『novelLAW』では少年時代に射撃と剣術を訓練していたことが明かされており、前掲の描写を反映してか海賊ボアケーノのとの戦いでは槍を使用した。
その後、黒ひげ海賊団とハートの海賊団がぶつかった勝者島の戦いの中で、シャチと共に海に飛び込み敵船を海中から攻撃するスタイルであることが明らかになった(なおこの時の描写により、シャチとペンギンは潜水艦並の速さで海中を移動する泳力であることが示唆されている)。この際も武器は長槍を使用している。
来歴
シャチとは家族ぐるみで幼馴染だったが、ある日高波に飲み込まれて二人の両親は行方不明となり、シャチの叔父の家に預けられた。
しかしシャチの叔父は禁制品の密輸を営む悪人で、シャチとペンギンは奴隷のように扱われていた。悪事を働かされることに耐えられなくなった二人は脱走して森で暮らしていた。今をさかのぼること13年前、憂さ晴らしでベポをシャチと共にいじめていたところ、それをドンキホーテファミリーから逃げてきたローに見つかり、因縁をふっかけたが返り討ちに遭ってしまった。
ところがそれから程なくして、凶暴な猪に襲われ、爆弾を用いて応戦するが手元で爆発し、右腕を切断する大怪我を負う。オペオペの実を食べていたローにより奇跡的に手術は成功し、以降はローの恩人である発明家・ヴォルフの家で厄介になる。町ではウエイターのバイトをしていた。
以降はローの子分となり、3年後(10年前)にハートの海賊団を結成する。
活躍
ローの部下としてシャボンディ諸島やマリンフォード頂上戦争に姿を現し、ローのサポート役として活躍した。 ヒューマンショップにてレイリーが不特定多数の攻撃として覇気を使用した際、ローやキッド海賊団の船長・幹部らと共にそれに難なく耐えた者たちの一人であり(ただしシャチのみ「一瞬意識が遠のいた」と漏らした)、一定の強さやポテンシャルを有していること自体は示唆されていた。
2年後編では本編に先駆ける形でカラー扉絵でベポやシャチと共に2年後の姿が描かれた。
本編では「ゾウ編」において再登場。ローがパンクハザードで偶然出会った麦わらの一味と海賊同盟を組んだ時はジャックらとの戦闘中であり、同盟やドフラミンゴ撃破(同盟を組んだ翌日)などのことは新聞で知ることとなった。かぶっている帽子はシャチに比べ大きなデザインの変更は無かったが、頭上部についていた赤いポンポンがミニサイズのペンギンに変わっている。
前述の通り、勝者島での黒ひげ海賊団とハートの海賊団の戦いの中では、シャチと共に海に飛び込み黒ひげ達の船を海中から攻撃し沈めようとしている。