概要
チキューに伝わる三大守護神の一角を担う、サソリの特性を備えたシュゴッド。基本カラーは黒と金色だが、差し色としてブルーが入っている。
性別としてはメスなのか、クワゴンはギラに「サソリーヌ」と紹介している。実はゴッドカブトのカブタンに惚れている恋する乙女。
また、ヒメノはこのシュゴッドに妙に執着していたが、実はこれは彼女の過去に関係があるようで……。
単独での戦闘では、腕のハサミと尻尾の毒針を活かした接近戦を得意とする。
単独で変形することで巨大武器「スコーピオンクロー」に変形し、キングオージャーの左腕に合体することで、「スコーピオンキングオージャー」が完成する。
活躍
第5話にて、ゴッカンに眠っていることが語られるが、そのことを知ったバグナラクがゴッカンに襲撃。ギラ達がジゴクジームを相手にしている隙に宰相カメジムがザイバーン城に忍び込みシュゴッドソウルを強奪、デズナラク8世の手に渡ってしまう。
第6話ではシュゴッダムでシュゴッドソウルの争奪戦が勃発。カメジムからシュゴッドソウルを奪ったカグラギがラクレスに献上しようとするが、ギラがこれを奪い取る(当然だが一連の動き全てこうなる事を見越していたカグラギの策略)。そして、ギラがラクレスを討ち倒す決意を固めたことで地中から出現した。
蛹を爆破しようとする巨大サナギム達を蹴散らしていくが、突如謎の黒いカブトキングオージャーが出現。蛹を投げ飛ばしカブトキャノンで破壊する様子に困惑していたギラだったが、仲間のシュゴッド達、特に愛するゴッドカブトを二度に渡り支配したことに憤慨したゴッドスコーピオンが暴走。黒いカブトキングオージャーを尻尾で刺し、シュゴッドらを毒に侵し合体解除させてしまう。
これによりギラは、国民から国を脅かす敵として改めて認知されてしまうのだった。
第7話では、しばらく暴れたのちギラを放り出し(乙女心を悟られたくなかったのか、ギラにも詳細を語らなかった)、ゴッドスコーピオンは地中へと姿を消してしまう。
前回の毒針攻撃で、黒いゴッドクワガタ以外のシュゴッドは動けなくなってしまう。揉めつつもヤンマのチームとヒメノのチームがこれの治療に当たろうとする中、ヒメノからなぜゴッドスコーピオンにこだわるのかが語られる。
15年前、「神の怒り」という大量のセミシュゴッドによる事件があった。その中でヒメノの父と母は国民の治療にあたっていたが、突然黒マントを纏った謎の男により毒殺されてしまう。わかっていたのは、黒マントの男がセミシュゴッドを操っていたことと、両親の暗殺に使われた未知の毒がサソリの毒に似ていたことだけ。言わずもがなサソリは猛毒を持つ虫と恐れられているが、その毒は薬としても多用されている。ヒメノは毒を分析し、解毒薬を開発するためにゴッドスコーピオンを求めていたのだ。
修復中、グンダジームの部隊がゴッドカブトを奪うために襲撃。そしてそれを察知したのか、ゴッドスコーピオンも地中から再び姿を現す。
ギラとヤンマがキングオージャーでグンダジームの対処にあたる中、ヒメノはゴッドスコーピオンとの対話を試みる。ギラのように言葉を理解することはできなかったが、復活しその場に現れたゴッドカブトを見てゴッドスコーピオンの様子が変わったことから、彼女の「卑劣な人間から仲間を助けたかった」真意、そしてゴッドカブトへの恋心に気づく。(この時、ヒメノから「本当に、"ただの仲間"?」と明確に恋心を抱いてることを指摘され、恋する乙女のように顔を隠しながら恥ずかしがるというかわいい一面を見せたが、一方でそれを見ていたゴッドカブトは不思議そうに首を傾げていた。)ヒメノと心を通じ合わせたことで「すこピ」という新しいあだ名をもらったゴッドスコーピオンは、スコーピオンキングオージャーに合体、グンダジームを撃破した。
関連タグ
サソリボイジャー:サソリ型巨大戦力つながり
サソリーナ:13年前の1時間違いの世界に登場したサソリモチーフの敵幹部。名前がゴッドスコーピオンの通称と一文字違いである。