概要
スプラトゥーン世界における100年前の大戦「大ナワバリバトル(大縄張大戦)」にて、オクタリアン相手に劣勢に追い込まれていたインクリングたちに逆転勝利をもたらした伝説の部隊。「烏鳶部隊」とも。
アタリメ司令によって率いられており、隊員はブキノサイ(ブキチの祖父)、2名の名も無きインクリングで、竹製の銃を武器に戦った。
大戦中の記録は明かされていないことが多く、部隊を写した写真はシリーズ初代作のミステリーファイル15の写真しか残されていない。
しかし大戦中に起きたアロワナ城籠城戦とされる戦役で敵を殲滅するなどの活躍を筆頭に、大戦時には伝説的な存在だったようである。
本編中では「カラストンビ部隊」「烏鳶部隊」表記であるが、後継部隊のNew!カラストンビ部隊との混同を避けるために「旧カラストンビ部隊」と表記される場合もある。
隊員
隊長。ミステリーファイルの写真では、胸に3つの徽章をつけた軍服と制帽(スプラトゥーン本編でランク50になると手に入る『伝説の帽子』)を身に着けたインクリングの青年が該当する。ミステリーファイル16でタコの青年(恐らく後のタコ軍団首領)と会話している人物とも恐らく同一人物である。
シリーズ3作目のアートブックにも「あたりめ司令の ちょいおじだった 頃」という謎の設定画がひっそり掲載されているが、おそらくこれも大ナワバリバトル時代のアタリメ司令である(結構イケおじである)。
オクト・エキスパンションのチャットログsession#5では、大戦中に起きたアロワナ城籠城戦におけるアタリメ司令の写真が写されており、竹製のブキを片手に戦闘する様子が写されている。
この戦役時におけるアタリメ司令の階級は少尉。
- カンブリア・ブキノサイ
ミステリーファイルの写真では、頭にカブトガニをつけた青年が該当する。おそらく竹製の銃の開発に関わったと思われている。現在のカンブリアームズ当主ブキチの祖父。
コロコロコミックの漫画版13巻に掲載されたイカ研究所公式のブキノサイ設定画によると、写真の時点で27歳。部隊の工兵担当だった。この写真の2年前はブキの設計技師として活動していたようである。
- その他の隊員
ミステリーファイルの写真右側に写っている2名のインクリングの隊員。
髪型からしてガールとボーイらしいが、この2人は他の隊員らと違ってミステリーファイルの写真以外に情報がなく詳細不明である。
恰好としては、ガールらしきインクリングは野戦帽を、ボーイらしきインクリングは写真を拡大しないと分かり辛いが鉢巻を頭に身に着けており、服装はどちらも同じ戦闘服にインクタンクを背負っている。
ミステリーファイルの写真で部隊とともに一緒に写っている猫。1万2000年前の人類滅亡時、飼い主の博士に不死薬を飲まされた上でコールドスリープされ、作中本編の2000年前に目覚めた超越の存在。何気に一番の高齢だったりする。
部隊に入隊しているかは分からず、詳しい活躍も不明だが、ブキは扱えない。現在はナワバリバトルの面積を判定する仕事をしており、続編からは彼のクローンであるコジャッジくんが登場する。
写真に写るジャッジくんは現在よりもかなり痩せているが、その1年後以内に写されたミステリーファイル14の写真、及びコールドスリープされる1万2000年前に写されたミステリーファイル25の写真では現在と同レベルに太っている。
大ナワバリバトル時代だけ痩せていたのだろうか… ?
現在
現在は当時の生き残りのアタリメ司令が再編したNew!カラストンビ部隊が、ヒーローモードで主人公達が所属するチーム名になっている。
ファンには専ら、New!を略して「カラストンビ部隊」だけで呼ばれることが多く、pixivではこのタグで検索したほうが多くヒットする。このため本項で哨戒したカラストンビ部隊は、New!カラストンビ部隊との混同を避けるために「旧カラストンビ部隊」と表記する場合もある。
New!カラストンビ部隊のより細かな説明はこちら