ガオベアー
がおべあー
演:小笠原隼
スペック
全長 | 28m |
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全高 | 17.5m |
体重 | 980t |
概要
同じく熊を模しながらも白い体色のガオポーラーとは対をなす存在であり、スペック上でもその数値は同一となっている。またこの2体とも、1,000年前の巻物においては「たけきくま」として言及されていた。
現代においては、ガオポーラー共々双子の少年へと姿を変えており、ガオイエローこと鷲尾岳にこの姿で接触を図って異空間へと導き、鷲尾がそこで手に入れた不思議な花の力によって元の姿を取り戻すに至った。
ガオバイソン並のパワーの持ち主であり、口からは2,300℃もの高熱火炎を放射できる他、鋭い爪を活かした攻撃も得意とする。ガオポーラーと互いの足を繋ぎ合い、回転しながら飛び上がって突撃する「巴大車輪」も非常に強力である。
百獣武装の際には、「ベアーナックル」に変形してその腕力を飛躍的に高める他、合体前と同様に火炎放射も可能とする。また、召喚の際にはパートナーであるガオイエローから、左腕を担当するガオホワイトへとガオの宝珠が一時的に貸与され、召喚を行うようになっている。
合体形態
ガオキング ダブルナックル
ガオキングの右腕(ガオシャーク)をガオポーラーに、左腕(ガオタイガー)をガオベアーに換装した状態。全高60m、重量5400t。
合体によりパンチ力は3倍にまで上昇、電磁波をも弾き返すなど優れたパワーを発揮する一方、出力が高すぎるあまり中核を担うガオライオンに著しい消耗を強いるため、ガオレンジャーがガオの心臓(ソウルバード)を探し求めるきっかけともなった。
必殺技は、ベアーの口からの火炎放射と、ポーラーの口からの冷凍光線を同時発射する「氷牙炎滅・ベアーストライク」で、後述のガオマッスルの状態でもこの技は使用可能である。
ガオキング スピアー&ナックル
ガオキングの右腕をガオジュラフに、左腕をガオベアーに換装した形態。
ガオキング スピアーの状態からさらに換装を重ねたもので、ガオベアーの口から火炎放射を見舞う「ベアーストライク」と、ベアーナックルを横薙ぎに叩きつける「ガオキングラリアット」といった攻撃手段を持つ。
備考
当初のデザインでは決定稿とは異なり、アニマル時の頭部と前脚とで巨大なアームを形作るものとして想定されていたようで、これに合わせて首も大きく反り返ったものとなっている。