神性領域拡大、空間固定。神罰執行期限設定、全承認。
シヴァの怒りをもって、汝らの命をここで絶つ
破壊神の手翳(パーシュパタ)!
概要
『Fate/GrandOrder』に登場するアーチャークラスのサーヴァント、アルジュナの宝具。
インド神話の宇宙論においてシヴァが終末に於いて投じる、宇宙を滅ぼすための力である。
そのため明確に「対軍」「対国」と表わすのもおこがましいほどの潜在力を秘めた禁断の破壊兵器であり、『マハーバーラタ』の劇中においてもアルジュナは最期までこの宝具を解放することはなかった。
一応は対人宝具とされているが、それは「周囲の人間を纏めて塵芥にするのではなく、レンジ内の全員に一人一人に判定を行い、失敗したものを『解脱』させる」という性質故である。
解脱とは即ち、即死である。
神性が高ければ高いほど解脱の確率は上がり、逆に反英霊に対しては確率が低くなる。
ゲーム中ではアルジュナの手から解放されると強く輝き出し、そこにある一切を破壊し尽くす破滅の光として表わされている。
また、詠唱の様子から考えると、何重にも制限をかけて威力を抑えている様子。
この機械的な限定解除の詠唱と、世界を滅ぼしかねない力、演出などからコイツの必殺兵器を想起するファンもいたり……。
また、アルジュナ・オルタがBusterカードで攻撃を行う際も本宝具に似た演出が見られる。
Fate/GrandOrder
- ランク:A++
- 種類:対人宝具
- レンジ:1~100
- 最大補足:1000人
ゲームでの効果は【敵全体に強力な攻撃&低確率で即死+〔神性〕特性の相手に対して確率で即死+3ターン防御力低下〈オーバーチャージで効果UP〉】。
なお、後日実装された絆クエストをクリアすると、ランクが〔A+→A++〕に向上し、即死効果が“中確率”に修正される。
Fate/EXTELLA LINK
「散華せよ。勝利は既に我が掌中に。絶望せよ。汝の死は確定した。『破壊神の手翳(パーシュパタ)』!」
宝具ケージMAX時に使用可能。演出がより大規模となっている。
お馴染みの青い光球を上に放つと宇宙空間に到達。
その後、炸裂し無数の光の矢となって流星群の如く地表に降り注ぐ。
ミッション中の演出としても使用し、遠隔にある防衛砲台をセクターごと消し飛ばす他、
カルナとの対決ではビームのように正面に放つという使い方も見せており、自身の怒りと祈りで以て、宿敵の持つ神殺しの槍の一撃と真っ向から衝突した。
「神性領域拡大、空間固定! 我が怒りと祈りを捧げ、カルナ、貴様に勝利しよう!ゆくぞ!『破壊神の手翳(パーシュパタ)』!!────散華せよ!!」
関連タグ
Fate/GrandOrder アルジュナ(Fate) 宝具
ネオ・グランゾン:必殺武器の演出がかなり似ている超兵器。
『破壊神の力の一端』という共通項もあり、搭乗者もそれにちなんでグランゾンからの変貌の際に必要なシステムに「マハーカーラ」(シヴァの別名)と名付けている。