アーマードサウルス
あーまーどさうるす
概要
『アーマードサウルス』とは2021年11月に韓国で制作された恐竜を題材にした特撮系実写ドラマの一つ。シーズン1全25話、シーズン2全16話が作られた。
「アーマー状に変形した特殊ビークルと恐竜が合体し、侵略者達と戦う」が本作の目玉で恐竜達を初めてとする特撮シーンはCGで描写され、そのダイナミック且つリアルな映像表現には子供達だけでなく大人達も魅了して大ヒットコンテンツと成長する。
そして2023年春に『ARMORED SAURUS アーマードサウルス』という邦題で日本語吹替版を『ゴジラ』シリーズを制作した東宝が1年をかけて制作して日本上陸。放送はTOKYOMX、配信はVOD等で行われる。
あらすじ
6500万年前、地球征服を目論む地球外勢力が恐竜達を機械化（兵器化）するために根こそぎ捕獲し、それにより地球から恐竜たちは絶滅する事になる・・・氷河に取り残されたティーレックス“赤竜”だけを残して・・・・。
やがて機械化された恐竜たちは次々と惑星を征服し、自らが主となって《機械恐竜帝国》を築き、地球に侵略の手を伸ばしていく。
それに対し人類は、機械恐竜帝国に立ち向かう宇宙反乱軍と協力し、最新のDNA技術で蘇らせた恐竜を武装させた「アーマードサウルス」と彼らのパートナーになる人間達による精鋭チーム『Dアーマー』を設立する事になる。
そして氷の中から目覚めた“赤竜”と15歳の少年“ジン”の運命的な出会いがこの戦いの勝敗の鍵となる？
登場人物及び恐竜
（ここでは主要人物と恐竜の情報を掲載）
Dアーマー
・ジン（CV:山下誠一郎）
今作の主人公でド天然で行動派な15歳の少年、他のメンバーと違って一般人だがアルバイトの配達中に帝国の機械恐竜達に襲われるがそこをDアーマーと赤竜こと赤いティラノサウルスに救われ、何故だか特別にDアーマーの一員に加わる事になる。
彼の出生には秘密が？
・ブルズ
ジンのパートナーであり太古の時代に唯一捕獲されずに氷の中で閉じ込められては現代まで眠り続けていた“赤竜”と呼ばれる伝説の赤いティラノサウルスで今作で唯一の「（回想シーンを除けば）復元体でない純粋な野生体の恐竜」、戦闘時はジンの特殊ビークルと合体して上述の画像のような赤色の武装恐竜に変身する。
・セナ（CV:佐倉綾音）
冷静沈着で戦闘の天才の少女でヒロイン。（画像の青いアーマーの少女）
・シーザー
セナのパートナーのトリケラトプス、戦闘時はセナの特殊ビークルと合体して上述のような青色の武装恐竜に変身する。
・ヨンナ（CV:平野潤也）
容姿端麗でDアーマーを援助するAKグループの御曹司。
・リオ
ヨンナのパートナーのプテラノドン、戦闘時はヨンフの特殊ビークルと合体して紺色の武装翼竜に変身する。
・アイン（CV:金澤まい）
最年少でムードメーカーの少女。メンバーで唯一パートナーが複数おり、他のメンバーとは違ってパートナーとは直接合体せず、専用ビークルで前線に出向いては連携する。
・エリザベス、ステラ、マドレーヌ
アインのパートナーの三匹のラプトル、戦闘時はそれぞれが同型の専用ユニットと合体して黄色の武装恐竜に変身する。
・ハンギョル（CV:榎木淳弥）
最年長で質実剛健のDアーマーの絶対的な柱。
・ミル
ハンギョルのパートナーのトリケラトプス、アーマーは旧式なのか作戦開始前から装着状態で参戦する。（上述の恐竜達は現地で合体する。）
・チョ・チェル（CV:ボルケーノ太田）
司令官。
・イ・スチョン（CV:今泉葉子）
副司令官でD・アカデミー校長も兼任。
・ジ・ガンウン（CV:熊谷海麗）
D・アカデミー担当教官。
宇宙反乱軍
・レシアス（CV:桑島法子）
地球人の女性に似た外見の宇宙反乱軍のリーダー。
正体を隠し未来を予測するAIとして地球に機械恐竜帝国が現れる事を予言した後に休眠状態に入る。
ジンの秘密を知っているようだが・・・
機械恐竜帝国
・黒竜グリマー
機械恐竜帝国の主で数々の惑星を侵略し、次の標的として地球を狙い、機械化された生物達を送り込む。
その正体は太古の時代でブルズのライバルである黒いティラノサウルス『黒竜グリマー』であり、侵略者達に拉致されては機械の身体に改造されるが内なる闘争本能による物なのか下剋上を起こし、侵略者のボスを倒しては頂点に君臨する。
本来の姿は黒色のメカティラノサウルスと言える姿だが尾が生えた人間のような機械の竜人と言える姿にも変形できる。
関連映像
『ARMORED SAURUS アーマードサウルス』日本版PV
日本語吹き替え版では主題歌は韓国のアイドルグループ『ＴＯＭＯＲＲＯＷ×ＴＯＧＥＴＨＥＲ』が担当し、上述のPVで日本に向けてコメントを披露している。
関連タグ
ジュラシックパーク・・・DNA技術で恐竜を蘇えさせた事で有名な作品。
電光超人グリッドマン・・・グリッドマンとアシストウェポンの合体シーンがDアーマーの恐竜とビークル及びユニットの合体シーンと近い。
恐竜スーパー戦隊・・・日本で有名な「恐竜を題材にしたヒーローチーム」作品。
どちらも「イメージカラーが赤色の男性が主役で（戦隊側はモチーフだが）パートナーが赤色のティラノサウルス」という共通点がある。
ゾイド・・・機械化した恐竜というと、こちらを連想する人も(ただし恐竜以外の動物もおり、殆どの主人公機はライオン型ゾイドである)こちらは動物以外も含まれているが。後に2023年4月からTOKYOMXで再放送が行われ、その2週間後にはアーマードサウルスも平日午後7時枠で放送(ゾイドは月曜、アーマードサウルスは火曜)される。
ゲッターロボ・・・恐竜がモチーフの似たような名前の敵組織が機械化した恐竜を用いて地球を侵略してくるストーリーが同じで派生作品では味方側のロボットも恐竜型である。
