概要
“海賊王”ゴール・D・ロジャーの全盛期に活躍した大海賊や海兵などに対して用いられる通称である。
ただし原作及び公式で使われた事はなく、あくまでも読者間で使われる呼称である。「ロジャー世代」と呼ばれることもある。
由来
劇場版第10作目『STRONG WORLD』において配布された特別本0巻において、ロジャー全盛期の話が描かれた事が由来と思われる。
主な0世代
以下で記載する人物達(特に太字の人物は0世代として括られる事が多い)。
“金獅子のシキ”(原作第0話、FILM STRONG WORLD)
“百獣のカイドウ”
“鼻唄のブルック”
“錐のチンジャオ”
“赤の伯爵”パトリック・レッドフィールド(アンリミテッドワールドレッド)
“世界の破壊者”バーンディ・ワールド(3D2Y)
また、公式ノベライズONEPIECE Novel Aによると、この時代はロジャー、白ひげ、シキ、ビッグ・マムが新世界の覇権を握る海賊、すなわち今の四皇のようなポジションだったらしい。
上に挙げた面々は実力はもちろん「海賊とは何か」という価値観でも他の海賊と一線を画しており、例としてシキやカイドウは「ミーハー」「海賊ごっこ」と大海賊時代の海賊を見下している。
10歳で最強の兵士と呼ばれ、13歳で政府に徴兵されかける程強かったカイドウや5歳にして一撃で熊を即死させたマム、同じく4歳で熊に岩を投げて撃破したおでんなどルフィ達の世代に比べて鍛錬をせずとも生まれつきフィジカルモンスターが多いのもこの世代の特徴。
なお、40年前程に足を洗っており、現在はシャボンディ諸島で酒場を経営しているシャクヤクも、この世代の人物と思われる。現役時代にはガープに何度も追いかけ回されたと発言していながら今なお五体満足で平然と生活しているため、相当な実力の持ち主だったことが窺える。
“仏のセンゴク”
“ゲンコツのガープ”
- その他
余談
- 後の大物
当時海賊見習いだった後の四皇赤髪のシャンクスや後に王下七武海となるゲッコー・モリアやサー・クロコダイルなどロジャー亡き後に頭角を現した海賊たちは、基本的に0世代の括りには含まれない事が多い。
映画『STANPEDE』にて登場したバレットなども、ロジャー海賊団を独立したての頃はルーキーとして名を馳せ、本格的に暴れ回ったのはロジャー亡き後のため、0世代には含まれないと思われる。
- 前の大物
STRONG WORLDで配布された0巻の時系列よりも前の時代に生きており、カイドウやビッグ・マム、白ひげやシキをかつて従えていたこの人物は0世代には含まれないと思われる。