データ
植物が甲冑を纏った妖精型デジモンで、自然を守るために戦う心優しい騎士。肩の花から太陽光を吸収することでエネルギーを蓄え、限界までエネルギーが高まった時に発揮する力は、ロイヤルナイツにも匹敵するといわれ、どんな悪天候も晴天に変える能力を持ち、屋外では常に有利な戦場を作り出せる。
必殺技は左肩の花弁から無数の種子を機関銃のように撃ち出す『マルチプルシード』と、右手に携えた花の槍で敵を貫く『スプラウトラッシュ』。そして、花の槍が開花した時のみ中から現れる、巨大な光の剣で極太のビームを放つ『グラン・デル・ソル』。
概要
『バイタルブレス デジタルモンスター』のDimカード「ハーミットインザジャングル」で初登場のデジモン。
女性やファンシー系デザインが多い妖精型デジモンの中でも珍しいイケメン騎士枠。聖騎士型デジモンのように見えるがれっきとした妖精型ではあるが、図鑑解説における実力やアニメ「ゴーストゲーム」での立ち位置などロイヤルナイツとの関連性をうかがわせるポディションになっている。
知名度的にはマイナーな方だが「デジモンカードゲーム」のSRに登場しイラスト違いのパラレルレアがあり環境で活躍したり、アニメ出演など扱いは恵まれている。
アニメでの活躍
デジモンゴーストゲーム
「この先、一歩たりとも立ち入らせぬ…」
「私はこの世界を見据え、より良き未来へ導かんとする、素晴らしき“あのお方”をお守りする。貴様らはまだ黒く浸食されてはおらぬようだが、そこから一歩でもこちらへ進めば……討つ!」
CV:池田秀一
第65話終盤に登場。デジモンアニメシリーズでは、今作が初登場となる。
デジモン達を人間界に送り込んだ「声の主」が潜むと言う、空中古代都市の門番のような存在で、「あのお方」の守護と黒く侵食され凶暴化したデジモン達を幾度も退けて黒化の対処を行っていた。
「ロイヤルナイツに匹敵」という公式設定に相応しく、シリウスモン・アンフィモン・ディルビットモンら究極体三体を同時に相手しながらも圧倒する程の力量の持ち主。
双方の世界に発生した異常を解決すべくデジタルワールドへと来訪してまで声の主に会いに来た宙達を退けようと攻撃を仕掛け、『マルチプルシード』から生えた植物でアンフィモンとディルビットモンを拘束して戦闘不能にし、シリウスモンの中に「黒きもの」の存在を感じると、シリウスモンも退けてガンマモンへ退化させ拘束、そのまま排除しようとする。
しかし、その瞬間にガンマモンがグルスガンマモンを経てレグルスモンへ超進化を果たし、壮絶な戦いの末に『グラン・デル・ソル』と『グラントレース』の打ち合いに一歩及ばず戦闘不能に追い込まれた。一方のレグルスモンも終始圧倒したもののブルムロードモンをダウンさせることができず、角を折れるダメージを受け宙とのシンクロの提案を受け入れるなどその実力の高さがうかがえる。
そしてレグルスモンがガンマモンから分離した際に発生した精神世界に引きずり込まれた後は、アンフィモンとディルビットモンの拘束を解き、レグルスモンの撃破を宙達に託した。
戦いを見守った後、ガンマモンの精神内で大人しくなったグルスガンマモンが作ったワクチンでデジタルワールドが正常化したのを見届けると宙達を「声の主」の潜む間に繋がるゲートを通る事を許可した。
演じた池田氏はデジモンシリーズ初出演となり、またフジテレビの日曜9時台前半のアニメとしては意外にも今作が初めての出演になった。終盤に突如の大物声優の出演や同じ声優の30分後のアニメの某赤髪の海賊の存在もあった為、反響も大きかった。
進化ルート
関連タグ
マリンエンジェモン・・・妖精型究極体デジモン繋がり