概要
ゴジラシリーズ初のアニメーション作品で、ハンナ・バーベラ社が制作している。
内容は、正義の怪獣王ゴジラが、相棒のゴズーキーと共に調査船カリコ号のクルーたちと協力して復活した恐竜や雪男、異星人と戦っていくという昭和ゴジラを連想させるものになっている。
後の『ゴジラ・ザ・シリーズ』にも通じる内容である。
このゴジラやマーベルのゴジラの見た目は、1942年のスーパーマンのアニメ「冷凍恐竜大暴れ」に登場した恐竜?にも似ている(東宝のゴジラよりも12年前の作品である)。
登場キャラクター
ゴジラ
- 身長:400フィート(約122m)
- 体重:600t
- 別名:怪獣王
- CV:テッド・キャシティ(原語版)
歴代でも上位の大きさで、ゴジラ・アース(300m以上)とマーベル版のゴジラ(184m)に次ぐ。
調査船カリコ号と共に世界中を旅しており、悪の怪獣たちと激闘を繰り広げる。
カラーリングは緑。これは、アメリカでは長い間ゴジラは緑色だと考えられていたため。
武器は口から吐く火炎と、目から発射するビーム。火炎はあくまで普通の火炎放射の様なエフェクトを持つ。
ゴズーキー
- 別名:親戚怪獣
ゴジラの親戚で、血縁関係は不明だが、書籍などではなぜか甥と表記されることがある。
手足の間に被膜があり、モモンガやムササビのように空中を滑空する。
余談
- ゴジラの外見は、体色と背びれの形状から見ると、ゴジラのモデルとも言える先輩たち(リドサウルス・氷河の古代怪獣)に一番似ているゴジラの一体であり、この点ではマーベル版のゴジラにも通じる。
- ゴジラの鳴き声はオリジナルとは異なるが、声にゴジラのエフェクトが使用できなかったのは大人の事情だともされる(参照)。
- 『ゴジラS.P』の第6話冒頭に、子供部屋のおもちゃとして『ゴジラ・ザ・シリーズ』のゴジラと嫁のコモディスラックス、因縁の相手であるジャイアントタートルなどのぬいぐるみが登場している。また、エメゴジの卵やゴズーキーなども見られた。
関連タグ
ゴジラ・ザ・シリーズ - 本作のリメイクとも言える部分がある
GODZILLA(アニメ映画) - 日本製のゴジラのアニメ作品