データ
- 身長:60m
- 体重:2万t
- 出身地:無人島
概要
第27話(2期6話)「End of the Line」に登場。
コモドドラゴンが突然変異を起こして怪獣となった存在だが、なぜ極地に生息していたのかは不明。性別は雌。
ゴジラに非常に近い生命体であり、休暇中のクルーズ旅行の最中にジャイアントタートルに襲われたニック・タトプロスたちを助けるために島にやってきたゴジラと恋におちる。その際に求愛のダンスを踊った為、ランディは「ミュータントのランバダ」と表現した。
背鰭がないが身長はゴジラより大きく、戦闘力もゴジラ以上を誇る。武器はゴジラ同様パワーブレスで、火炎(熱線)のカラーリングは、サイバーゴジラと同様に青色である。
ニックとオードリーを助けるために現れた米軍のミサイル攻撃でダメージを負い、さらに上陸してきたジャイアントタートルに卵を奪われたため戦うが、ジャイアントタートルの攻撃を受けダウンしてしまう。気絶していたので、ゴジラにはこの時に死亡したと勘違いされていた。
しかし、ジャイアントタートルに苦戦するゴジラを助けるため無理を押して立ち上がり、怪力でジャイアントタートルを崖に突き落とすが、道連れにされてしまい転落死してしまった(明確な死の場面は描かれていない)。せっかく生まれた卵も一緒に落下して潰れてしまった。
勘違いされがちであるが、卵はコモディスラックスが単独で産んだもの(コモドオオトカゲは単為生殖能力がある)で、誕生にはゴジラは関与していない。
その他
- モデルは、初代ゴジラのモデルとも言われるあのリドサウルスであり、極地に生息しているという点もオマージュである。パワーブレスが使用可能なのも、予算の都合でオミットされてしまったリドサウルスのリベンジとも言える。
- 当初は雌ゴジラが登場する予定だったが、諸事情あって今の形に落ち着いた。
- ジャイアントタートルという、ガメラやカメーバやアンギラスへのオマージュが詰まった敵と相まみえるという、非常に印象的な話であった。アンギラスとカメーバも、ゴジラに倒されたことがある因縁のキャラクターである。
- ゴジラの恋模様を描くというのは、作品としての前例はないが、東宝が1956年に『ゴジラの花嫁』という企画を構想していたことがある。こちらでは、地球の空洞に多数のゴジラやアンギラスや巨大カメレオンや巨大始祖鳥や巨大ノミや人魚などの生物が住んでおり、ゴジラの1頭が巨大で全裸のロボット娘と恋に落ちる、という話であった。