概要
『トランスフォーマー アニメイテッド』に登場する双子のコンビ。オートボットの戦士であり、エリートガードという内部組織に所属する。
オートボットは飛行機能を内蔵させる技術が長らく得られてなかった(オメガスプリームは例外)らしく、飛行できる者は居なかった。バンブルビー、プロール、オプティマスは外付けユニットの使用により短距離の移動は可能になったが、このコンビは単独で飛行可能。
敗戦が続きながらもディセプティコンはサイバトロン星を掌握しようと再起し、宇宙各地で反乱を起こす。そんな中で飛行能力のレベルが高いスタースクリームの捕縛に成功、戦犯として連行する。連行中に脱走されるも能力は解析され、データは本星に持ち帰られ事故で瀕死だった双子に強化再生の手術が施された。こうして再誕したのがジェットファイヤー・ジェットストーム兄弟であった。
オートボット初の飛行能力を備えた二人は精鋭部隊エリートガードに配属。ディセプティコンとの戦いに加わるのであった。
なお、注意してほしいがジェットツインズという呼称は実写版に登場する同じく双子キャラのツインズにちなんでおり、本編では使用されていない。
メンバー
共にSFジェット機へ変形。日本語版では口癖が「ジェット!」であり双子ではあるが、どちらが上(兄)かは明言されていない。
日本語版では役者の好みからアドリブが頻発されている。
エリートガード初級士官ジェットファイヤー
エリートガードの最年少戦士。オレンジがベースカラーで、戦闘機パイロットを思わせる頭部が特徴。壁を走れるほど身軽で、腕から放つ火炎弾を武器とする。
エリートガード初級士官ジェットストーム
バイザー状の目とブルーベースの(これらはビーストウォーズリターンズに登場する同名キャラをベースとしている)エリートガードの戦士。腕からの強風やビークルモードでの高速回転で竜巻を起こし、敵を翻弄する。
エリートガード超速戦士セーフガード
CV:トム・ケニー、フィル・ラマール/吹:山口勝平、高木渉
ジェットファイヤーとジェットストームが合体した姿。右半身をジェットファイヤー、左半身をジェットストームが構成している。炎と風を合わせた「バーニングストーム」を武器とし、そのパワーはチームダイノボットやサンストームを圧倒するほど。
ビークルモードでも合体できる。マグネット付きワイヤーを展開し牽引が可能。
日本語版では「お前と合体したい」の掛け声で合体している。
活躍
各地でのディセプティコンの反乱は離散状態にしては不自然に連携が取れていたためスパイが暗躍しているのは間違いないと見なされ容疑がかかり逃亡したワスプを捕らえにセンチネル・ジャズと共に地球に訪れる。
来訪するも地球にいて技術進歩を知らなかったオプティマス達は飛行できるオートボットはいないとディセプティコンと誤解、自分を容疑者に追い込んだ事への復讐をしに来たワスプにすり替わられたバンブルビーは周りに追い回され、本当のスパイは別にいる事を知ってオプティマス達が伝えようとしても中々聞く耳を持たないセンチネルと混乱が相次ぐ。ワスプがボロを出し逃亡した事でようやく事態は落ち着いた。
その後オプティマス達から正体が漏れる事を予想していた本物のスパイはウルトラマグナスを瀕死の傷を負わせ逃亡する。ワスプはワープエネルギーの暴走で消息不明となった後エリートガードは総司令官不在となった本星の不安定を収めるため潜伏していたサンストーム・ブリッツウィング・スィンドル・ラグナッツ・ラムジェットを捕らえて本星へ帰還する。
帰還中のトラブルでディセプティコンに暴動を起こされるもオプティマスが救援に訪れ反撃にあたりスィンドルとラグナッツに逃亡されるも鎮圧。本星へ連行を済ませセンチネルが総司令官代理となり本星への対応に移って残ったディセプティコン達はオプティマスの部隊に任せる形となった。
関連イラスト
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