アニメ版
アニメ版では第11話「合体せよ!鋼鉄の戦士」から登場。
全長20メートル、重量21.5トン。パイロットは一文字號。
プロトゲッターの基本形態をそのまま引き継いだ地上戦形態。
外見は第3話から武装を開始したプロトゲッターと大差ないが、両肩のローターと背面に付いたゲッターマシン2号機が付いている点が異なる。
基本的に地上戦仕様だが、空中戦がからっきしダメというわけではなく、背部のブースターである程度の空中戦はこなす事が可能で、更に第49話にて描写されたように、2号機と3号機のブースターを同時に全力噴射する事で、短時間ながら飛行も可能である。
主役機であるため最も出番が多い。後半から登場するスーパーゲッター號はその名の通り、ゲッター號の強化仕様機となっている。
武器
ナックルボンバー
当該項目を参照。
マグフォースサンダー
背中のローター部から雷状の電磁波を放射する。
原理としてはジーグのスピンストームに似ている。ゲーム「ゲッターロボ大決戦」ではブーメランソーサーがなくなっており、ゲッター翔の腕に当たる箇所から放出する。
ブーメランソーサー
背中のローター部分を取り外した後、ローターの枠の外縁部から多数の刃が飛び出し、これを投げつける。投げつけた後は磁力フィールドの効果により戻って来る。
レッグブレード
3号機の垂直尾翼部に相当する脛の部分から大型の刃が飛び出しす。キックの動作で敵に切りつける近接武器。
トマホークブーメラン
アニメ版第41話「重力の罠からの脱出」で使用された。ソードトマホークの刀身が無い状態の手斧を投げる。
漫画版
第1話から登場するが、最初の見開きでいきなり合体に失敗して腹部が潰れる描写があり、読者を驚かせた。
デザイン面ではアニメ版とは違い、最初から合体ロボとして登場しており作中での名称は「ゲッター1」になっている。また武器としてアニメ版のソードトマホークのような形状の長剣をスーパーゲッター號への追加合体を経ずに使用している。この長剣は両拳を近づけると実体化するエネルギー剣のように見える。
更に、アニメ版にあったブーメランソーサー(ジャイロ)が無かったり、バックパックの形状も異なっている。形状が変われど難なく飛べる様である。
物語中盤のアラスカ戦線ではケーブルに繋がれたショットガンのような手持ちの銃火器を携行した。
その後で中破した際は、目の部分に瞳が描かれるようになり、両手首(ゲッター翔時に足になる部分)に銃が内蔵された。
物語最後でプロフェッサー・ランドウの移動要塞「ドラゴンタートル」との戦いにて、激闘の最中に大破し役目を終えた。
號連載終了後の漫画版「真ゲッターロボ」では、ゲッター線の暴走による早乙女研究所崩壊事件後に製造されている。
この漫画版では、事件寸前に神隼人が主導で開発中の新型ゲッターロボのテスト中の機体が登場し、ゲッター號に非常に似ている。ゲッター線ではない「プラズマボムス」というエネルギーで動いていることが明かされている。よって、橘博士と共に完成させたNISAR製のゲッター號もこのプラズマボムスで稼働している可能性が高い。ゲッター曼荼羅において號が収録されてないのも、この動力源の違いゆえではないかとの指摘をされている。
研究所崩壊事件においては、ゲッター線を動力とする全ての無人機体の暴走に唯一対抗できる機体として隼人が搭乗。
序盤はほぼ互角に戦えていたが、数の多さやパイロットが隼人だけという状況だった為に押されしまい、とある一体のゲッタードリルで頭部を破壊されそうになった時、間一髪の所でプロトタイプ・ゲッター達が活動を停止し大破は免れた。しかし額に穴が開いてしまった。
関連項目
スーパーゲッター號:追加パーツを装着した強化形態。
ゲッター翔、ゲッター剴:同じゲッターマシンにより合体した別型の機体。