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ムナンチョ・鈴木の編集履歴

2023-06-11 20:41:10 バージョン

ムナンチョ・鈴木

いんちきおやじ

ムナンチョ・鈴木とは、ゲーム『龍が如く0』の登場人物である。

「GOOD! 大変素晴らしい挨拶ですねぇ。我らが神、ムナンチョヘペトナスも、お喜びになっていますよ」


CV:田窪一世(『6』)、後藤淳一(『ONLINE』)

概要

龍が如く0』に登場するインチキ宗教団体ムナンチョヘペトナス教教祖。本編には登場しない、サブストーリーのみのキャラクターである。


人物

肩まで伸びた髪に顔の黒子と細目といった容姿と、インチキ外人みたいな口調で胡散臭さが滲み出た風体から主人公・真島吾朗「逆に感動してきたわ」と心の中で思われた。


一言で言えば人心掌握術に長けた詐欺師。信者からは崇拝されているが、本人は信者を便利な金づるとしか見ておらず、入信者を洗脳しては絶対服従を強いており、フセリンチョと称して信者から大金を騙し取って私腹を肥やし、目をつけた女性信者には特別なシュレピッピと称して性的暴行を加えようとするなど、その本質は卑しい俗物に過ぎない。

普段は大物振った態度をしているが、目論見を台無しにされたり追い詰められると醜悪な本性を剥き出しにするなど、怒りの沸点は低い。


また、フルネームで表記される事が多いキャラでもある。


作中での活躍

真島のサブストーリー「インチキ宗教の罠」に登場。

教団に騙されて入信した女学生のいおりを強姦しようと自室に誘い込み、いおりの母親の懇願を受けて教団に潜入した真島が自身に近づいた際は遠回しに追い払おうとしたが、真島の呼びかけによっていおりの洗脳が解けたために失敗し、直後に真島に「これがお前らインチキ宗教の教祖様や!」と煽られて「だぁぁぁまぁぁぁれぇぇぇ!!!!」と怒鳴りながら逆ギレした。


この時に戦闘になるが、意外と強く、雑魚だと思って舐めてかかってきたプレイヤーを苦戦させるほどの戦闘力を持つ。


最終的には真島にボコボコされて病院行きレベルの重傷を負ったため、信者達に救急車の手配を頼んだが、信者達は洗脳を受けているために正常な判断が出来ず、呼びかけを無視して回復の儀式と称した祈祷を始めてしまい「そんなもんで治るわきゃねーだろぉぉぉ!!」と叫びながら苦しむという自業自得な末路を辿った。その後も教団内の悪事も発覚し、最終的には警察に逮捕された。


』には登場しないが、代わりに弟子のチョリトス・矢澤が教団の残党として登場し、彼の発言から未だ服役中である事が判明する。


6』では鈴木というムナンチョ・鈴木によく似た顔の老人が登場。

28年前に廃滅したはずのムナンチョヘペトナス教が広島尾道仁涯町で再結成され、ミエという老婆が教団に騙されて入信してしまい、必死になって彼女を止めようとしていたところを通りかかった主人公・桐生一馬に目撃され、ミエを連れ戻すために協力を申し立てる。


初めて入信したのにもかかわらず、やけに教団の内情に詳しい事に桐生も訝しむが…。



以下、ネタバレ注意

















































「私はかつて、ムナンチョ・鈴木と名乗っていた者だよ」



その正体はムナンチョ・鈴木本人。


カミングアウトした際にはミエのみならず、桐生までも驚愕した。

ちなみに登場したサブストーリーのタイトルは「教祖様のつぐない」だが、冒頭でタイトルが表示されるため、ある意味ネタバレになっている。


現教祖のムナンチョ・赤松が元金庫番でムナンチョ・鈴木の逮捕後に教祖の座を奪い取った事や、教団を作った事を後悔しているなど、『0』の頃とは打って変わって別人のような変わり様を感じさせる。


正体を明かした後はミエを改めて説得し、教団へのお布施を阻止したが、その様子を見た赤松からは教団への裏切りとみなされて制裁を受けそうになるが、桐生が赤松を叩きのめす形で助けられる。


赤松がかつての自分と同じ結末を迎えた後は、他の信者達もミエから教団の実態を聞いて目を醒まし、結果的に教団も解体する事になり、教団解体後に桐生から「自分が作った教団を潰すためにこの町に来たのか」と問われた際に当初は教団に戻ってもう一度ムナンチョ・鈴木として返り咲こうと考えていたが、ミエに出会った事で改心してしまったと告白した(ちなみに前科者という過去が発覚したために、ミエからは二度と口を聞いてくれなくなった)。


余生は自分の犯した罪を一生背負って生きていくと誓い、罪を償うための第一歩を踏み出す後押しをしてくれたミエと桐生に感謝し、町中へ去って行った。


キャラクターとしての総評

『0』では単なる詐欺師だったが、『6』では『4』の浜崎豪以上の心変わりを果たし、更には自分の犯した罪を償うために自分が作り出した教団を滅ぼす(再登場したサブストーリーは『6』の中でも最も評価が高いと言われている)というシリーズでも珍しい行動をとり、見た目のインパクトのみならず最後は罪滅ぼしのために活躍するという単なるネタキャラには留まらないと、そんな活躍ぶりがカルト的人気を博したのか『ONLINE』サービス開始前に開催されたキャラクター総選挙ではサブストーリーのキャラにもかかわらず16位にランクインする快挙を成し遂げた(ちなみにムナンチョ・鈴木のすぐ下にランクインしたのが澤村遥だったりする)。公式からも微妙に優遇されている感がある。


余談

  • 海外版では「Munan Suzuki」と表記されている。
  • 釈放された時期は不明だが、『0』(1988年)で刑務所行きとなり、『6』の時期(2016年)に出所したと仮定すると、刑期は28年とあの冴島大河よりも長い期間を刑務所で過ごしていた事になる(あちらは冤罪だが)。詐欺罪以外にも余罪(作中でわかるだけでも監禁罪・暴行罪・強姦未遂の3件)が見つかっていたとなれば30年近く刑期を過ごしていても不思議ではないが。
  • 龍が如く維新!極』では隊士カードとして登場。名前の表記は「鈴木夢南兆」。

関連タグ

龍が如く 龍が如く0 龍が如く6 ムナンチョヘペトナス教 詐欺師


真島吾朗…彼によって摘発される。のちに真島は教団内で災厄・ウロゴマ(逆から読むと「まごろう=真吾朗」)と呼ばれ、逆恨みされる。因みに『6』での教団の案内人と中の人が同じ。


桐生一馬…『6』で初対面。ちなみにどちらも「鈴木」と名乗った事のあるキャラクターでもある。


冴島大河…同じく長期間刑務所にいたキャラ。こちらも最初「鈴木」と名乗っていた。


浜崎豪…再登場時で評価が変わったキャラの一人。


麻原彰晃…インチキ教祖繋がりでよく比較される。おそらく元ネタ


加古川飛流特撮作品のキャラで、魔王となった際の姿が教祖時代の鈴木に似ており、一部では「ムナンチョ加古川」と評される。

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