「おお・・・!力が満ち満ちるぜ!」
CV:タモト清嵐
詳細
フォーゼに倒されたペガサス・ゾディアーツがラストワンからの復活を遂げた後、ヴァルゴが持ってきたスイッチャーである鬼島夏児の抜け殻となった身体を吸収して変身した、5人目のホロスコープス。蟹座の力を宿す。
左腕の鋏であらゆる物を切断し、頑強な甲羅はフォーゼの如何なる攻撃も耐え凌ぎ(打撃や衝撃だけでなく、磁力弾や電撃、更にリミットブレイクすら無傷で遮断してしまう)、ペガサスのときに培ったキックボクシング主体の戦闘スタイルで戦う。
誕生した最初の頃はヴァルゴやリブラのように瞬間移動は出来なかった。しかし、26話では蟹らしく泡をはいてその場から消えることができるようになった(瞬間移動ができなかったときは走ってその場から退散していた)。
また、人間の生体エネルギーを抜き取り、鋏で切り裂くことで吸収する能力を見せた。
弱点としては鋏を閉じた状態にされると切断攻撃ができなくなること(ただし切断の際に律儀に対象物を挟む必要はない模様)。
またファイヤーステイツによる熱攻撃だけは苦手。
外見
身体が棘付きの赤い甲羅で覆われており、左腕が巨大な鋏になっている。身体の随所に蟹座のコアを持つ。モチーフの割には意外とスマートな体格。
ホロスコープス共通のクロークはスコーピオン・ゾディアーツと同じ形状(スコーピオンの物を流用したと思われる)。
超新星使用時は、巨大なタカアシガニのような姿に変化する。
麻宮騎亜氏によると、モチーフに新・仮面ライダーの怪人・カニンガージンと仮面ライダー響鬼のバケガニを取り入れたらしい。
備考
蟹モチーフ故か、登場するまでは視聴者から大杉忠太が変身するのではと予想されていた。
スイッチャーの名前「夏児」を音読みで読むと「かに」になる。他にも「鬼」(中国の占星術で蟹座を指す「鬼宿」が由来か)「島」「夏」(蟹座は星占いで6月下旬~7月下旬生まれに該当)など蟹座を連想させなくもない漢字が名前に使用されている。
ちなみに蟹座は四季で分けると春に見られる星座に属する
撤退時に謎掛けをするなど、変身後もその性格は変わっていない。
「えードロンと消えたい所だけど、その能力は無いので・・・
マラソンランナーとかけて曲がった松と解きます」
『その心は?』
「はしらにゃ、ならない。ではっ!」
末路
フォーゼ第28話のネタバレを含む為、記事の閲覧には注意
27話では「地獄大喜利」と称して、彼を笑わせられなかった生徒(ゾディアーツ候補)の魂を切り取るという行為を行っていた。
そして朔田流星を策略に嵌め、彼が仮面ライダーメテオの正体である事を知る。
これにより流星はメテオに変身出来なくなってしまう。
駆けつけてきた弦太朗のリミットブレイクを受けるが、実は彼は自らの手で超新星を手に入れており、さらなるパワーアップを果たす。
我望光明からも一目おかれるが、速水公平(リブラ・ゾディアーツ)にとって自分の地位を脅かす存在となった鬼島は目障りとなっていた。
しかしメテオストームスイッチを手に入れて、仮面ライダーメテオストームとなった流星によって完全敗北してしまい、逃げ戻ったところを速水に見つかってしまう。
メテオの正体を教えようとしたが、速水=リブラに「その必要は無い」と切り捨てられてしまい、彼の幻術によって刑事の姿に変えられ、「この刑事をダークネビュラに送れ」とリブラに告げられたヴァルゴ・ゾディアーツによってダークネビュラ送りにされてしまった。
キャンサースイッチは速水に回収され、第36話でレオ・ゾディアーツがキャンサースイッチで変身する形で再登場。レオの能力にもよるのか、超新星を使用していない状態にも関わらずメテオストームを圧倒していた。
関連タグ
仮面ライダーフォーゼ ゾディアーツ ホロスコープス 鬼島夏児 ペガサス・ゾディアーツ 我望光明 蟹座
コーマ・ゾディアーツ:キャンサーがゾディアーツスイッチを提供した。