概要
後の高橋名人こと小学6年生の高橋利幸少年が、彼が知るうる最高であるという食材で作ったハンバーグそっくりな料理。
友だちである子牛・太郎を、大金持ちで食道楽の威角張之助(いかくちょうのすけ)が目をつけ、「その子牛を食わせろ!」と食べようとしたときに、高橋少年は「子牛のステーキよりうまい物がある!ブリバーグを食ったことはあるまい!」と言って提供したのがこの伝説の料理ブリバーグなのである。
この料理を食べた威角張之助は「うまい、今までにない最高の味だー!!」「すばらしい!!」とよだれを垂らしながら絶賛し、太郎が食べられることはなくなったうえに、後に札幌市にある某レストランの裏メニュー「札幌バーグ」として密かに提供されるようになった。
この料理を高橋少年に教えたのは親友のゴキ次郎で、彼の一族が最も美味しいとするその食材とは・・・
と高橋少年をして「す・・・すげェ材料!」と言わしめるものであり、この食品衛生上問題大ありである材料をこねて、塩こしょうで味付けし、強火で5分間焼き上げたものがブリバーグの正体であった。
その美味さに感動した威角は厨房を見てしまい大いにショックを受けてしまったが、上記のように裏メニューとして提供されていることから、人の業を考えざるを得ない。
なお当たり前だが「この物語はフィクション」である。
しかし当時の読者には材料に問題がありすぎるが、巧みな描写からとても美味しそうであると感じたものも多かったようである。
他の用法
現在ではこの作品を知らない世代から、鰤(ブリ)の身を加工した魚肉ハンバーグがこの名で呼ばれている。(byクックパッド)
この料理は栄養価が高く消化吸収が良いことから、離乳食などにも用いられるれっきとした料理なので風評被害に遭わないことを願っている。
関連タグ
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