基礎データ
概要
くらやみポケモン・ヤミラミがメガシンカした姿。
ある意味相方とも言えるクチートに遅れること半世代、ORASでヤミラミもメガシンカを得ることとなった。
本体の見た目・サイズの変化は小さく、目の宝石が赤く歯が金色になり、角のような突起部分が大きくなった程度。また背中には多数の鉱物が歪に浮き上がっている。
最大の特徴として、自身よりも大きな赤い宝石を抱えるようになった。
この宝石は元のヤミラミの胸に生えていたものがメガシンカエネルギーの集中によって分離・巨大化したもので、どんな攻撃でも傷がつかない凄まじい強度を誇る。本体は常にこの宝石を盾として扱い、隙を窺って奇襲をかける専守防衛なスタイルを取っている。
また総合的な重さが10倍以上に上がっており、元の重さから差し引くと分離した宝石だけでエンブオーと同じ150kgもあることになる。メガヤミラミ自身にも少々重すぎるようで、とっさの方向転換が苦手なため後ろからの攻撃を弱点としている模様。
アニメのミニコーナー「マノンのメガシンカ絵日記」によると、防御する度に宝石は縮んでいき、最後はメガヤミラミが自分で食べる事でメガシンカが解け元に戻ると言われている(ゲーム中ではそんな制限はないのでご安心を)。
情報の初出は英語圏向けプロモーションムービー。…いつぞやのヒトツキのようである。
ゲームでの性能
H | A | B | C | D | S | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤミラミ | 50 | 75 | 75 | 65 | 65 | 50 | 380 |
メガヤミラミ | 50 | 85 | 125 | 85 | 115 | 20 | 480 |
メガシンカ前比較 | ±0 | +10 | +50 | +20 | +50 | -30 | +100 |
能力は防御・特防が+50と大幅に上昇し、特攻もこれに次いで上昇する。
ちなみに発売前は防御・特攻が大幅に上昇すると公式で発表されていた。
一応特攻も防御・特防ほどではないものの大きく上昇しているので、公式が嘘をついているわけではない。
ついでに攻撃もちょこっとだけ上昇する。
代わりに、その宝石が仇となったかすばやさは20まで低下する。
特性はメガアブソルと同じくマジックミラー。
「いたずらごころ」で上から変化技をかけることは不可能になってしまうが、逆にちょうはつで止められなくなってしまうと言う中々面白い事になっている。
そしてメガシンカの仕様上メガシンカターンは「いたずらごころ」と「マジックミラー」が事実上両立される。
1ターン限定とは言え自分は補助技を上からかけておきながら、相手の補助技は受け付けないと言う驚異の状態を生み出す事が出来る。
勿論その後は先手で補助を掛ける事が出来なくなるが、高い耐久を盾に粘る戦法にシフト出来る。
しかしこの特性の事実上の両立ができたのは第6世代での話。第七世代ではメガシンカ時のターンの行動順がメガシンカ後の素早さや特性に依存するようになったため、メガシンカターンに「いたずらごころ」からの補助技を打つことができなくなった。そのため十分に注意したいところ。
主に通常のヤミラミの状態で豊富な補助技で場を荒らしてからメガシンカするのが一般的。
つまり初手でメガシンカするとは限らず、いつメガシンカしてくるかも分からない為、相手にとっては読みにくい事この上ない。
使用トレーナー
漫画版
- レンザ(ポケスペ)
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
外伝『最強メガシンカACT2』のイメージのみ登場。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
13章で流星の民の一人・レンザの手持ちのヤミラミがメガシンカして登場する。
余談
pixivではメガヤミラミが公開される4年前から巨大な宝石を抱えた姿のヤミラミを予想していたユーザーが存在する(左画像左下)。ヤミラミの進化前という予想こそ外れてしまったものの、見た目は概ねメガヤミラミと一致している。ちなみに同ユーザーはクチートの進化後も予想しており、そちらは頭の顎が二つに増加と見事にメガクチートの姿も当てている(右画像中心)。どの形態かまでは一致していないものの対になる二つのポケモンのメガシンカの姿を見事に当てているのである。
関連イラスト
関連タグ
0301.エネコロロ→0302.ヤミラミ(メガヤミラミ)→0303.クチート(メガクチート)
同複合タイプ
ポケモン関連
- メガクチート:対のポケモンのメガシンカ姿