「大勢で一人をよってたかってってのは、感心しないねぇ」
演・宮野真守
概要
『ウルトラマンプレミア2011』にてウルトラマンゼロが一体化したM78ワールドの地球で暮らす青年。
ベリアルによる地球侵略の際にゼロが地球に来訪し、そこで『ウルトラセブン』で登場したキリヤマ隊長の孫であるキリヤマ翔一が不良達に囲まれているのを見つける。その様子を見ていたゼロが地球人とはこんな醜い種族なのかと失望していた所に上述の台詞とともにライトが登場、逆上した不良達を見事な手際で返り討ちにした。そんなライトの勇敢さ溢れる行動に心を打たれたゼロが「その身体、借りるぜ!」と一体化、ライトに助けられた翔一に名を聞かれた際にライトの身体を借りたゼロは「モロボシ・シンだ。」と名乗りベリアルの陰謀を阻止するべく地球での行動を開始した。
余談
- 本公演の2年後に行われた円谷プロ50周年イベント『ウルトラアーティスト列伝コンサート』のパンフレット内にて、出演者の宮野氏の紹介にウルトラマンゼロの声役の記載とともに『ウルトラマンプレミアステージ』のウルトラマンゼロに変身する主人公モロボシ・シン役と紹介された。
- ライトとモロボシ・シン/ウルトラマンゼロ役を演じた宮野真守氏は『ウルトラマンゼロ』シリーズをはじめ、『新世代ヒーローズ』系含めた多くの客演作品、ゲーム、玩具等でゼロのCVを担当している。また、歌手としても『ウルトラマン列伝』、『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』で主題歌、『ウルトラゼロファイト』で挿入歌を担当している。(ウルトラマン列伝72話で主題歌を担当する歌手として映像告知に登場したこともある。)
- 宮野氏にとってこのステージでライト:モロボシ・シン役を演じた経験はその後のゼロを演じる上でも重要な経験だったらしく、ゼロ10周年の際の数々のインタビューでこの作品に触れておりウルトラゼロアイを目元に持ってきて「デュワ!」と親父と一緒に変身出来たのは嬉しい思い出、森次晃嗣氏(『ウルトラセブン』モロボシ・ダン:薩摩次郎役)や真夏竜氏(『ウルトラマンレオ』おおとりゲン役)、黒部進氏(『ウルトラマン』ハヤタ隊員役)らから当時の話、ウルトラシリーズに臨む上での心構えなどを直接教えて頂けたのはとても貴重な機会だったと語っていた。(またいつかモロボシ・シン/ウルトラマンゼロ役を演じたいとも語っていた。)
- また、インタビュー内にて宮野氏にとってウルトラマンゼロはどの様な存在なのかと問われた際には『ひと言では表せないくらい、大切なものをたくさんもらった。「やっぱりウルトラマンってすごい」「ウルトラマンにしかできないことがあるんだ」と思った瞬間が何度もある。震災のとき、ものすごい無力感を感じてた中で「ゼロとして子どもたちにメッセージを送ってあげてください」というお話をいただき、そのときに「ウルトラマンなら言葉を届けることができる。やっぱりウルトラマンってみんなにとっての希望なんだ」と実感した。自分がゼロ(シン)として出演したヒーローショーでも、子どもたちがウルトラマンを応援している姿を見ていると、「これだけ真っ直ぐな想いを生み出せるヒーローの象徴こそがウルトラマンなんだ」と思った。』とこのステージでの経験もまじえて語っていた。
- ライト本人の性格としては、正義感が強く、ユーモアでお茶目な一面がある。
- ライトの声と姿を借りたゼロは自身の父ウルトラセブン/モロボシ・ダンにおける薩摩次郎と同様なキャラクターである。
- ライトという名前は、ゼロが映像作品で一体化した、ラン、タイガ・ノゾム、伊賀栗レイトからそれぞれ一体化した順に文字を貰った構成となっており偶然だが運命的なものがある。(ラ→ラン、イ→タイガ、ト→レイト)
関連タグ
モロボシ・シン:ウルトラマンゼロが地球で行動する際に名乗った名前。
ウルトラマンゼロ:一体化し、モロボシ・シンとして活動、ウルトラマンベリアルの野望を防いだ。ライトと声がよく似ている。中の人ネタ
ウルトラセブン:ウルトラマンゼロの父親。次郎と声がよく似ている。中の人ネタ
モロボシ・ダン:ゼロの父、ウルトラセブンが地球で行動する際に名乗った名前。