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秋山延彦の編集履歴2023/07/16 04:51:04 版
編集者:TATSU.
編集内容:名字について

「反則と言われようが 何と言われても オレはプロジェクトDに勝ちたいんだ・・」

声優堀川仁
搭乗車種トヨタアルテッツァRS200 Z-EDITION(SXE10前期)
ボディカラーシルバーメタリック
主な外装パーツTRD製エアロ・ホイール・マフラー
ナンバー熊谷33 だ 17-919

概要

秋山渉秋山和美の従兄弟妹で、埼玉県定峰峠をホームコースとするチームのリーダー(チーム名は明かされていない)。

やや髪の長い眼鏡をかけた青年で、年齢は明かされていないがタメ口で話してくる坂本(頭文字D)には敬語で接しているのでおそらく25歳以下。作中でのセリフから何らかの仕事をしている社会人である。

同作品で近親者が3人以上登場するのは大変珍しく、他には本編で高橋兄弟と従妹の緒美、原作番外編『拓海外伝』の武内樹の両親くらいしかいない。

ドライバーとしての実力はそれほど高くないが、プロジェクトD編以降の高橋涼介同様にチームリーダー・参謀としての役割のほうが強く、高橋啓介の弱点を的確に見抜いたり、藤原拓海がわざと遅く走っていたのも看破するなど観察眼は確かなものがある。作中で「頭が悪い」とさんざん言われている岩城清次とは対照的に、涼介、渉、史浩たちから「頭が良い」と評価されている。

また優男のような風貌と振る舞いとは裏腹に闘争心は強く、プロジェクトDが来ると聞いてビビって慌てるチームメイトにも「オレは興味がある」「来てくれてうれしいぜ」と平然と言ってのけている。

チームのヒルクライムエースである岩瀬恭子のチューニングメニューは彼女が初心者の頃からずっと延彦が考えてきているが、彼女に対しては憧れとしての異性の情も垣間見れた。

また秋山和美の発言から東松山市に住んでいることが判明している。

劇中の活躍

以下ネタバレあり

プロジェクトDと最初の交流戦でのFD同士ヒルクライムでは啓介がまだコース攻略に手間取っていることを見抜いて後追い作戦を考えるが、啓介への慕情に燃えて自分の走りを見てもらいたいと恭子は先行を選ぶ。しかしこれが結果的に災いして敗北した。

延彦はドライバーとして藤原拓海とのダウンヒルに臨むが、これは試合前の練習時で拓海の実力を目の当たりにして敵うダウンヒラーがチームにいない事を察していたからであった。勝利を諦めながらも次のバトルに向けて秋名のハチロクのポテンシャルを観察しようと後追いを先行するが、逆にわざと見せるような走りをされたながら1つ目のヘアピンまでに千切られてしまった。

その次の交流戦までに、ヒルクライム担当に従兄の渉、ダウンヒル担当に渉の知人でラリーストの坂本らを加えた『埼玉北西エリア連合』を結成してリーダー兼参謀として登場。間瀬峠でプロジェクトDを迎え撃つ。

前戦で感じたヒラメキを元に拓海がこれまで戦ってきた相手を分析した結果、「峠で秋名のハチロクに勝利するには『軽さ』を武器にするしかない」という結論に達し、坂本の搭乗マシンとしてハチロクより圧倒的に軽い軽自動車であるスズキカプチーノを準備した。

延彦の目論見通り、コース終盤までは「軽量コンパクトでコーナーワークが速い先行のカプチーノに翻弄される秋名のハチロク」という展開となり、拓海をして「どうすればいいのかわからない」と思考停止に追い込む善戦を見せた。

しかしバトル当日は大雨であったことから、元々峠が専門ではない坂本のマシンへの理解と習熟度の差、加えて「気持ちの強さ」で詰められ、軽量さを最大限に活かすことはできなかった。このため拓海を大きく引き離すことができず、エンジンパワーが物をいう終盤の直線区間で逆転され敗北した。

しかし、これまで誰も使ってこなかった(そして最後まで誰も使わなかった)「ハチロクの軽さに着眼した戦法」を採用し、大雨でも善戦していたという事実からも、結果では敵わなかったにしても明晰な頭脳と大胆さを兼ね備えた人物であることは間違いないと言える。

実際涼介も恭子のFDについて「このコースを知り尽くした、かなり頭のいいやつが仕上げたものだ」と認めていた。後に啓介は恭子のFDを借りてランエボに勝利しているが、これも半分はチューニング指示を担った延彦のおかげと言える。

作中では珍しく、テクニックではなく頭脳でプロジェクトDを追い詰め、そして助けたキャラクターである。

バトル後ニセプロジェクトDの情報収集に協力しており、神奈川県での最終決戦には渉と坂本と共にギャラリーとして駆けつけ、アニメ版では拓海の勝利を見届けた。

余談

  • 愛車のアルテッツァは、作中でバトルに用いられた車としては唯一のFRセダンという組み合わせである。現実においてはエンジンパワーに対して車体が重いことから走り屋向けではないと評する声が多く、後に用意するカプチーノの対極と言えるような車種であった。
  • 担当声優の堀川氏は当時未制作だったFourth Stageに先駆けて発売されたPS2用ゲーム『頭文字D Special Stage』から延彦を演じている(後のアニメ化に対応する為にオーディションで決められた)。
  • 当初原作では彼の名字は明かされておらず、名字の初出はゲーム『頭文字D Arcade Stage ver.2』から。それに追従する形でアニメFourth Stageでも秋山延彦と表記され、原作では神奈川最終決戦のギャラリーとして再登場した際に初めて表記された。結果、ゲーム→アニメ→原作という珍しい形で名字が表記されるようになった。
  • 原作・アニメ共に延彦と同仕様のアルテッツァが色違いで登場しており、両者共通で原作番外編『ウエストゲート』とOVA『頭文字D Extra Stage2』に登場したガラの悪い二人組が搭乗していた車両や、アニメではFourth Stage以降で一般車として稀に登場していた。
秋山延彦の編集履歴2023/07/16 04:51:04 版
編集者:TATSU.
編集内容:名字について
秋山延彦の編集履歴2023/07/16 04:51:04 版