藤原竜也
ふじわらたつや
概歴
1982年5月15日生まれ。身長178cm。A型。埼玉県秩父市出身。
1997年、池袋でホリプロ社員にスカウトされ、蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』主役オーディションに応募、グランプリを獲得し、俳優デビューする。(中学時代は「秩父の悪魔」と呼ばれるほどの不良少年で、授業をサボってコンビニに行くのは日常茶飯事だったため学校の教員たちからは問題児扱いされていた。そのため、ホリプロの偉い方が学校に挨拶に来た際、教員たちは「引き取ってくださりありがとうございます。」と感謝するほどであった。)
解説
命を懸け、緊迫した状況に追い込まれた時の演技に定評があり、主にサバイバルゲームや殺し合いを主としたドラマ、映画に出演することが多い。
また、『デスノート』の夜神月といった人間のクズのような役を多数演じていることから、某TV番組で「人間のクズみたいな役多くなったけど何かあったの?」という問いに対して、「クズの役しかこなくなった」と発言している。
あとやたらと叫ぶ。とにかく叫ぶ。
というか賭博ジャンキーこと伊藤開司を熱演したことで、原作と違い顔が180度真逆のイケメンにもかかわらず、カイジシリーズのビジュアルと世界観を生々しいかたちで確定させた第一人者である。
その衝撃的な演技は有名でガーリィレコードの高井佳佑のモノマネ芸をはじめとして彼をネタ…もといリスペクトする関係者は多い。
誰が言ったかポスト竹中直人。
身も蓋もない話しだが、近年の邦画において(役作りなのか)多くの役者が「叫ぶ」という行為を半ばお約束のように連発している件に関して多くのユーザーから「シリアスシーンでもギャグにしか見えなくなってる」とか「シチュエーションとズレすぎていて雰囲気ぶち壊し」といった苦情が多く寄せられているなか、
藤原に関してはこれが半ば芸風として確立してしまったことで「叫んでなければ藤原ではない」といわんばかりの状態になっている。
むしろ「濁音さながらの絶叫なのに発音が聞き取りやすいのはさすが役者」という賞賛(?)の声すらみられる。
好きなアーティストは、長渕剛。しかし、最近は友人の中村勘九郎に誘われて日向坂46のライブに行ったことをきっかけにファンとなり、すっかり「おひさま」化してしまった。本人曰く、推しメンは佐々木久美らしい。
また、NiziUやなにわ男子のライブにも足を運んでいる模様。
酒が入ると少々熱くなり、飲み相手と演技論を語り合うことがある。その飲みの席で自身が気に食わない発言があると「上等だ」「表に出ろ」と言い、途端に口が悪くなる。
ちなみにタレントの優香とスカウトされた日が同じだという。
主な役
ドラマ
作品名 | 役柄 |
---|---|
『新選組!』 | 沖田総司 |
『古畑任三郎』 | 堀部音弥 |
『ST赤と白の捜査ファイル』 | 赤城左門 |
『精霊の守り人』 | 帝 |
『そして、誰もいなくなった』 | 藤堂新一 |
『リバース』 | 深瀬和久 |
『青のSP』 | 嶋田隆平 |
『GetReady!』 | 下山田譲 |