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編集者:リっクル
編集内容:メイン画像変更 人物像、アニメ、小説に追記

概要

シリーズ第一作目から登場している操作キャラクターの一人。搭乗するF-ZEROマシンは「ファイアスティングレイ」。

人物像

年齢:40歳台前半(初代)、44歳(X)→45歳(GX)。

一人称は「オレ」もしくは「オレさま」。

近未来的な世界観にもかかわらず、常に日本刀を帯刀している日系人のF-ZEROパイロット。表向きは賞金稼ぎだが、その正体はレッドキャニオンをアジトに活動している悪名高き宇宙盗賊団のボスで、強奪してきた金品は数知れない。賞金稼ぎとして手柄を立てようとするが、いつもいいところでキャプテン・ファルコンに獲物を横取りされてしまっており、彼に対する強いライバル意識からF-ZEROグランプリに参戦している。

シワの寄った厳めしい顔立ちをしており、頭には旭日旗の描かれたフライトキャップ、目元には小さな丸サングラスを着用し素顔が伏せられている。キャップの下は黒髪のロン毛。

胸の中央に漢字でデカデカと「」と書かれた白いシャツを愛着しており、彼の部下達が着用しているシャツも「参」や「陸」といった漢字一文字が書かれている。

ガッシリとした太めの体型とは裏腹に身体能力は高く、『F-ZERO GX』では軽やかなバックを披露する姿も。また、サムライの名も伊達ではなく剣術にも長け、各作品で華麗な剣術を披露している。

悪党ではあるものの、どこかヌケた一面をもっている。

顔に自信があるのか、ヒーローインタビューでMr.ZEROに勝利の秘訣を問われた際には、「オレさまがハンサムってことだ!」と答えになっていない返答をしていた。

なにかと噛ませ犬的な扱いを受けることが多いが、頭領としての器と度量はしっかり持ち合わせており、GXグランプリで優勝した際には盗賊団入りを希望する若者が続々と現れたとのこと。F-ZERO界におけるその人気は本物の様である。

優勝賞金は「シケた賞金」と語っており、全額カジノで100倍に増やしてやると公言している。

『F-ZERO X』から登場するアントニオ・ガスターは元部下であり、かつてゴローが裏切ったことで長らく刑務所に投獄されたという経緯からゴローを恨んでいる。

ちなみに妻子持ちで、『F-ZERO GX/AX』では息子のダイゴローが、アニメ『F-ZERO ファルコン伝説』では妻であり宇宙海賊団のボス、リサ・ブリリアントがそれぞれ登場している(ただし両者の共演は未だ叶っておらず、厳密にはゲーム・アニメで世界観の設定に差異があるため、ダイゴローとリサが母子の関係なのかは不明)。

主な活躍

初代(THE STORY OF CAPTAIN FALCON)

賞金首のスケール・ヘッドを狙っていたがファルコンに先を越されたため突っかかる。この時から手持ちの日本刀を見せている。

F-ZERO X

『EXPANSION KIT』にてスーパースティングレイにも乗り込む。

この時にダメージジーンズとスニーカーを着用。普段被っているフライトキャップを外しており、エンディングでは丸サングラスも取り外している。本作でファルコンに続いて素顔が完全に明らかになった。

F-ZERO GX

ストーリーモード第2話にて登場。

以前に獲物を横取りされた仕返しに、仲間を率いてレッドキャニオンにてファルコンを足止めすると共に、レースによる勝負を持ちかける。

レースでは部下たちに巨大な岩石を落とさせファルコンを妨害するが、自身もしっかりトバッチリを喰らっている。

本人はファルコンを狙っているだけなのだが、何故かゴロー自身は他の様々なパイロットの話題に挙がることが多く、良くも悪くも目立つ人物らしい。

アニメ版

CV:岩田安宣

原作と同様に宇宙盗賊団のボスだが、どちらかというと義賊に近く、性格は原作と比べて非常に義理堅く渋い人物になっている。悪事を働いているものの、「盗みはするが殺しはしない」をモットーとしている。その犯罪歴から、高機動小隊にマークされている。

部下であるサスケや白雲、幻斉、月影らにも「お頭」と呼ばれ慕われている。

長い髪を後頭部で束ねている。

愛機「ファイアスティングレー」の他にも自身の拠点兼海賊船の「ゴウジンマル」を持っており、各地をこれに乗って移動している。船の先端は刀のような形になっており、ゴローの刀と連携させて動かすことも可能。船内には和室(茶室)があり、客人はそこでもてなしている。

先述の通りこの作品では妻として別の宇宙海賊団の首領をしているリサ・ブリリアントがいる。実質別居状態だが、互いのピンチのときはつうかあで通じあっているほか、リサがゴウジンマルを引き連れて現れたりするシーンもあるため意外と夫婦仲は良好なのかもしれない。

ちなみに、ファイアスティングレーがピンク色なのは彼女が勝手に好きな色に染めたからで、リサの愛機パンツァーエメラルドが緑色なのは、それの仕返しとしてゴローが勝手に自分の好きな色に染めてしまったからであるとのこと。そのせいで、互いの宇宙船を持ち出しての大喧嘩になったのだとか。

ある事件をキッカケに主人公リュウ・スザクと知り合い、共にサムライ・ゴロー(の名を騙る小悪党)を退治する。以来、リュウからは悪党ではあるものの一定の信用を持たれるようになり、ゴロー自身もリュウを気に入り、事あるごとに協力や助言をしている(その際何度かリュウを仲間に誘おうとしたが断られている)。ときには、150年前の過去から復活した経緯から仲間内での異物感に気を落とすリュウに対し、盗品であるおよそ数百年モノの歴史的な品々を例に挙げて彼を励ます姿も描かれた。

前述のガスターとの決別の経緯も異なり、本作では、無闇な破壊工作を行うガスターとの意見の食い違いから溝を深め、そこに目を付けたダークミリオンがガスターを懐柔し裏切らせている(なお、ガスターはダークミリオンには入らず結果的に1人だけで離反する形になった。)。

腰に携えている日本刀(750年前の業物で切れ味は鋭い)で鉄の檻を一振りで粉々にしたり、壁の一部を円状に切り倒したりと剣術にも長けている。時には一太刀で装甲車両を輪切りにするなど、その一部は人間業を超える。しかし、これで人を傷つけることはしない。

また、ハイパーゾーダの扱うリアクターマイトで生成された剣との鍔迫り合いになった際に溢れ出た電撃をまともに浴びてしまうも一時持ちこたえ(直後に戦闘不能に陥ってしまうが)、ゾーダに「なんて野郎だ」と言わしめた。それほど時の経っていない中で直様ハルカの元へ駆けつけてダークミリオンと乱戦を繰り広げたりと、ゴロー自身も尋常ではない強靭さを誇っている。

シャツに書かれている文字は「」だが、後に原作通り「」になったり、また「」に戻ったりと一貫しない(おそらくアクションパートの多いキャラクターのため、作画の簡単な文字に変更されたのではないかと思われる)。

「キマり過ぎてテレちまうぜ」が口癖。

実質リュウがライバルのようなものなので、『GX』でみられるようなキャプテン・ファルコンを殊更にライバル視する描写はないが、「バート先生のF-ZERO教室」によると一応ライバル視はしている模様。アニメにおけるゴローは賞金稼ぎを務めておらず、それに伴いライバル視する理由も「レースでいつも美味しいところを持っていくから」というものになっている。」

ゲーム版『F-ZERO ファルコン伝説』でもストーリーモードの主役の1人を務めるが、サブタイトルは「罠にかかったゴロー」であり、ガスターに毒を盛られるわ、妻であるリサは記憶喪失になっている上ボロクソにけなされるわと割と散々な目にあっている。

ちなみに、こっちのシナリオではキャプテン・ファルコンのことを完全にライバル視している。

アニメ版の見た目ながら性格は原作寄り。

小説版

『F-ZERO ・・・そしてスピードの神へ』では伝説のパイロットの一人で、カミカゼ・ゴローと名乗っていた。本名はゴロー・スガタ。一人称は「わし」。

違法スレスレの貿易を商売としていたが、実情は盗賊に近いものだったらしい。ホワイト・ランドのS字コーナーは現役時代に一度だけファルコンを出し抜いて優勝記録を残したことから「サムライ」というニックネームで呼ばれるようになっている。

引退後はビッグブルーにクルージング・ハウスを構えており、走る理由を求めに立ち寄ったスワンに道を示す。その後はスチュアートからの招集によりピコを含めた3人で史上最強のF-ZEROマシンの製作に取り掛かり、完成後はスペシャル・セッションでレースの行く末を見守った。

ゲームのパイロット4人の中では唯一挿絵が用意されていない。

外部出演

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

『DX』のOPではレースでファルコンとデッドヒートを繰り広げるが、背後から突き飛ばされコースアウトしてしまう。

続く『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降の全作品ではアシストフィギュアとして参戦。勇ましい(?)掛け声を上げながら手にした日本刀を振り回して暴れまわる。

最新作の『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では諸事情によるものか、頭の旭日旗模様が「侍」の文字に変わっており、スピリットで使用される原作のアートワークにも同様の規制がなされている。

ソリッド・スネーク役も担当している大塚明夫が声優を務めている。

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