アントニオ・ガスター
あんとにおがすたー
『F-ZERO X』から登場している人物。年齢は35(X)→36(GX/AX)。どの作品でも関西弁で喋る。
元々はサムライゴローの一味として盗賊活動をしていたが、ゴローに裏切られて一人だけ銀河宇宙連邦に逮捕されたことで彼を激しく憎んでいる。
『GX』の優勝インタビューでも、彼に勝利をひけらかすような内容を喋ったり、ゴローへの怨念で勝ったと言ったり、賞金を全額「サムライゴロー被害者の会」へ寄付する予定だったりと恨み節は絶えない。
サインは自身の顔拓もサービスで付けている。
専用EDではブラッド・ファルコンやリリー・フライヤーも利用しているコインランドリーにて自身の優勝記事を見ながら洗濯が終わるのを待っていたが、キャンディを食べてベンチで昼寝している間に誰かに服を盗まれてしまい、女性が落としたピンク色のバスタオルを巻いて服を探しに行った。
機体名 | グリーンパンサー(GREEN PANTHER) | 重量 | 2060kg |
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マシン性能 | ボディB/ブーストA/グリップD | マシンナンバー | 17 |
エンジン | RS-5026SP×2 | 制作 | トラエモン エチゴヤ |
迷彩柄をしたF-ZEROマシン。
元々はゴローの乗るファイアスティングレイのスペアマシンで、カラーリングやカスタムを変えたもの。そのためマシン製作者は「トラエモン エチゴヤ」になっている。
ブーストとグリップが入れ替わっており、かなりの操作スキルを要する。
『ファルコン伝説』ではブーストやダッシュプレート後の速度維持に優れ、『CLIMAX』ではそれに加えて最高のスライド性能を有し、合力走法に最も適したマシンの1台となっている。
アニメ『F-ZERO ファルコン伝説』
LAP13「仁義」のゲストキャラとして登場。
こちらでもサムライゴローと古くからの付き合いがありゴローと共に盗賊活動を行う仲間として登場。また、ステゴロが得意だった原作と異なり、爆弾や爆発物を扱うのが得意という設定になっている。
決別する経緯も異なり、ゴローの信条である「他人を傷つけない」を破るほど派手に爆発騒ぎを起こしたことでイザコザが生じ、同時期にダークミリオンのゾーダからゴローへの劣等感などを煽られ裏切りを促され、ゴローと直接対決の末に決別することになる。
ただし決別後もダークミリオンには所属せず、どこかで単独の悪党として活動している模様。
サムライゴローは最後に裏切られるまで彼を信じていたが、妻のリサ・ブリリアントは早いうちから彼の裏切りを感じていた。
ゲーム『F-ZERO ファルコン伝説』ではアニメ版とは異なり『X』や『GX』のようにゴローを恨んでおり、彼に毒を盛った上でレースを挑んだり、ブラックシャドーに寝返ったりしている。
どちらにしろ、ゴローとの対立には何らかの形でダークミリオンが関わっている。