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ハンマ・ハンマの編集履歴

2023-10-15 07:37:54 バージョン

ハンマ・ハンマ

はんまはんま

AMX-103ハンマ・ハンマ(HAMMA-HAMMA)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の兵器。

AMX-103ハンマ・ハンマ(HAMMA-HAMMA)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の兵器。

ネオ・ジオン軍のサイコミュ搭載試作型モビルスーツMS)である。

名前の由来はハマーン・カーンから採られたという説がある。


主なパイロットはマシュマー・セロ、ハンス・シュミットなど。


機体説明

AMX-004 キュベレイによってニュータイプ専用MSの開発に成功していたネオ・ジオンは、一般兵にも使用可能な改良サイコミュを搭載した量産型MSの開発に着手。

そして試作機としてロールアウトしたのがこの機体である。

MSとしては特異なシルエットを有している。

当初はキュベレイの後継機として開発され、全身に配されたスラスターの総合推力はMSΖ-006 Ζガンダムを始め同時期の機体のほとんどを凌駕し、高い機動性を誇る。


しかし、機体とジェネレーターのマッチングが悪く、本体搭載ビーム兵器の定格出力が発揮出来ない欠点が存在する。ハイスペックな機体ではあるが、総じてバランスが悪く、MSとしての完成度は高くはない。


これらの理由からハンマ・ハンマは量産化には至らず、一般兵用サイコミュ搭載MSの開発は、後発のAMX-014 ドーベン・ウルフに引き継がれる事となる。

一方で、極左テロ組織「カメラード」に譲渡された機体はアナハイム・エレクトロニクス社の互換パーツを用い、ある程度の性能低下と引き換えに運用効率を向上させている。


また、後に第二次ネオ・ジオン抗争後のラプラスの箱を巡る戦いにて、本機と特徴の似た機体として、ギラ・ズールのカスタム機であるローゼン・ズールが開発されている他、ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威』では、グレミー・トト軍の制式カラーである灰色に塗装されたハンマ・ハンマ(グレミー軍仕様)が登場する。


武装

3連装ビーム砲

両腕部に搭載されたビーム砲。ジオングの有線誘導ビームハンドを改良した有線式アームを内蔵し、誘導ワイヤーを片側最大50m伸ばすことで直径100mのオールレンジ攻撃が可能。

しかし、オールレンジ攻撃に必要な一般兵用サイコミュが未完成だったため、実戦では有線式アームは通常のフレキシブル・アームとしてしか活用出来なかった。なお、本機の搭乗者がニュータイプであれば本来の使い方が可能になるものの、一般兵用サイコミュとして開発された代物をニュータイプが使うのは本末転倒である。


シールド

独立したジェネレータとメガ粒子砲を搭載する外付けのシールド。この装備によって、機体とジェネレーターの相性の悪さをある程度の改善が図られている。

材質がガンダリウム合金製で装甲厚が300mmもあるため通常のビームサーベルでは容易に切断できない。


関連動画


バリエーション

量産型ハンマ・ハンマ

型式番号AMX-103G

ゲーム『SDガンダム GGENERATION』シリーズに登場。

オリジナルMSとしてハンマ・ハンマの量産型機が登場する。

有線アームを左腕のみに限定してコストの削減を図ると共に、サイコミュを準サイコミュ(インコムと同じような、コンピュータのアシストにより動作する擬似サイコミュ兵器)に変更して扱いを容易にした。

詳細は量産型ハンマ・ハンマを参照。


ワルキューレ

型式番号AMX-103P

近藤和久の漫画短編「JUPITER【ZEUS】IN OPERATION TITAN U.C.0083」(新MS戦記収録) に登場。

ジオン残党・アクシズ軍の試作型MS。パイロットは若き日のハマーン・カーン

時代背景が過去である事、また型式番号末尾のPからハンマ・ハンマのプロトタイプに当たると思われる。

 主兵装の有線式アームビーム砲は左右に2本ずつ、計4本。口部にもビーム砲を有する。

作中ではガンキャノンタイプ、GMタイプからなる連邦軍のMS隊8機を瞬時に撃墜するも、その直後にパプテマス・シロッコの駆るガンダムタイプのMSと交戦。

 僚機であったシャアが操縦するギャンEXの左腕と、ワルキューレのアーム1つを破壊される。

小回りが利かず、近接戦に向かない弱点をシャアに指摘され、彼の指示で撤退を余儀なくされた。


ラジャスタン

本機の初期稿時の名称で「胴体が上下に分離するモビルアーマー」という設定だった。放送当時の1/144ガンプラの説明書には「本機の試作機の内1機をバウと同様、分離できるように改修した機体」と設定されている。

機動戦士MOONガンダムで機体解説に機体名称のみ登場、メドゥッサの元になった機体としている。


メドゥッサ

型式番号AMA-103

漫画『機動戦士MOONガンダム』に登場。

本機とラジャスタンの発展系であるモビルアーマー。

連邦の技術体系のドーベン・ウルフを認めないネオ・ジオン一派により開発された。

4つん這いのMA形態とジオングのような人型MS形態へ可変する機体。

コロニーのムーンムーンで3機が実戦投入された。

詳細はメドゥッサを参照。


機体データ

型式番号 AMX-103

所属 ネオ・ジオン

建造 ネオ・ジオン

生産形態 試作機

全高 21.5m

本体重量 40.3t

全備重量 79.4t

出力 3,820kW

センサー有効半径 14,200m

装甲材質 ガンダリウム合金

武装 ビームサーベル×2

3連装ビーム砲×2

メガ粒子砲付シールド


ガンプラ

本放送時に1/144スケールの旧キットが発売。

2017年に「RE/100」ブランドとして1/100スケールのキットが発売された。


どう言う訳だか、フロントスカートを誤って組まれてしまうケースが多い(雑誌掲載作例でやったプロモデラーすらいた)。


関連イラスト

AMX-103 ハンマ・ハンマ


関連タグ

量産型ハンマ・ハンマ ドーベン・ウルフ ローゼン・ズール

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