プロフィール
※ このプロフィールは本百科の推測であり公式によるものではないため注意。
概要
『Fate/Grand Order』に登場するセイバークラスのサーヴァント。
期間限定イベント『ぐだぐだ超五稜郭』にて敵として立ちはだかる。
真名
元新選組隊士(観察方兼撃剣師範)にして、後に御陵衛士となった元同志、『服部武雄』。
五番隊に所属しており※1、剣術指南役も務めていた。新選組内では珍しく、二刀流の使い手で隊内でも最強格と言われた、沖田や斎藤らにも引けを劣らぬ猛者。
人物
一人称は「私(わたし)」。
鍬形の意匠を持つ銀色の甲冑を纏った異形の鎧武者。
厳めしい外見に反して、口調は丁寧で礼儀正しい。
しかし、その内面では生前思想を認められなかった事や、罠に嵌められ討死した怨念が燻っており、必要とあらば味方を殺すことも躊躇しない。その一方で素直な好意や称賛には弱い模様。
寧ろ、自分達を裏切り粛清した新撰組への隔意から、彼らが関わると「自分は彼らとは違う」と実直さや義理堅さが一層前面に押し出される形となり、時には敵に仁義を通すべく処罰前提で味方にも毅然と歯向かう頑迷手前の態度を見せる(劇中では殺す気の一撃を正面から受け耐え切ることで許された)。
いわゆる「鎧武者スタイル」の愛好家で、生前も周りの隊士が軽装で斬り合いに臨む中、ひとり日頃から鎧を着こんでおり、同志たちにも鎧での戦闘を勧めていた程。
元々全身を覆い隠す鎧を持つサーヴァントはそれなりに存在するが、彼は少々事情が違うらしく、生前愛用していた黒鎧とはまるで違うロボットめいた怪人となっている。その変貌ぶりは旧知の沖田、斎藤、土方も初見で正体が判らず、言葉を交わしてから漸く声で気づいた程。
服部自身も「違うのは見た目だけではない」、歯を剥き出した面頬を指して「これが今の私の顔」と答えている他、肩から魔力を噴出させるなど人外じみた挙動を見せており、弱い霊格を補強するべく何らかの改造を施されたことが示唆されている。
能力
二刀流の使い手で膂力に優れたパワーファイター。さらに、他者の魔力を取り込む謎の能力が付与されており、生来の実力も相まって沖田と斎藤を同時に相手取っても互角以上に戦える。
モーション中では、二刀を敵に突き刺して一息に斬り上げる攻撃を見せる。
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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保有スキル
重装強化甲冑(?) | 自身に防御力アップ(3T)+被ダメージ時「自身に攻撃力アップ(1T)を付与」(3T)を付与。 |
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宝具
二刀裂断・獅噛鍬形(にとうれつだん・ししがみくわがた)
- ランク:不明
- 種別:不明
- レンジ:不明
- 最大捕捉:不明
エネミーとしての戦闘の際に披露するチャージ攻撃。
二刀を交差させて、振り抜くことで緑色の斬撃波を発射する。
ゲーム中では【敵全体に強力な攻撃+攻撃力&防御力ダウン(3T)+防御強化を1つ解除】
ゲーム上での性能
現状では敵専用のNPCサーヴァントとして登場。
防御力アップを多用するので正面から殴り合うと硬い。
チャージ攻撃は全体攻撃+攻防デバフで、防御強化解除はダメージの後に入る。
関連人物
生前
生前からの盟友。新選組では参謀を務めたが後に御陵衛士を結成し脱退するも、油小路で暗殺される。遺体は捨て置かれ、この遺体を引き取りに向かった服部を含む御陵衛士7名を待ち伏せしていた新選組が襲ったのが油小路事件である。
生前の伊東派の同志で、服部と共に油小路で討死にした。
ちなみに、藤堂は近藤らと共に新選組の結成者であるため、油小路事件の際に永倉新八は逃がそうとしていたが叶わなかった。最期については諸説あり、藤堂を生かそうとしたのは近藤の意向によるものであることと隊士の三浦常三郎に斬られたというのは共通している。
先述した2人と同じく、生前の伊東派の同志たち。
鈴木は伊東の実弟、富山は薩摩藩出身だったので近藤から薩摩藩のスパイではと疑われている。油小路で共に戦ったが、服部らと違い生き延び、富山を除き明治維新後も生き続けた。富山については鳥羽・伏見の戦いの後に北陸でスパイ活動をしていたが馬の降り方が見事だったので幕府側に正体を見破られ、一度は逃亡するが追いつかれ追っ手に槍で何十回も刺される壮絶な最期を遂げた。
御陵衛士に新選組から間諜として潜り込んでいたという説がある。『FGO』世界では彼に不意を突かれる形で重傷を負い死に追い込まれたためか、「最も信用できない」として忌み嫌っている。
同時に彼が簡単に所属先を裏切る人物ではないとも認めており、単なる蔑みや怨みだけではない複雑な感情を窺わせる(そのため、戦闘自体は正々堂々と行っていた)。
生前の同僚で、伊東を直接手に掛けた人物。
どう思っているかは不明だが、場合によっては斎藤以上に憎悪する可能性がある。
Fate/GrandOrder
イベントで同じ陣営に属するサーヴァント。
とある理由から、伊東に向けるものとは別ベクトルで忠義を誓っていた。
伊東の指示で一時共闘することになった敵側のマスター。
彼/彼女から「鎧がかっこいい」と言われ、困惑しつつも悪くは思っていなかった。
採集決戦を耐え切った漢
『ぐだぐだ超五稜郭』にて、1600万の残機、大量のQPと絆、高需要素材「悪魔の心臓」と新素材「強化の残滓」、各種剣石を持ってレイドイベントボスとして出陣し、なんと人類悪どもの進撃を凌ぎ切るという『FGO』レイドイベントの歴史に於いて大偉業を為した。
ステータスは体力112万と解除不可の防御バフ(倍率50%の回数3回)と20万ガッツ(解除不可)とクリバフ(解除不可)のみ、しかもこの防御バフは防御無視を付与すれば容易に突破可能という特殊ギミックなしの耐久型で、しかも彼より前の今川兵や今川義元のレイドは敵が複数での出現だったが彼は何と単身での出陣、そのためダメージ量の大きく出る単体宝具での攻略が可能でセイバーで男性属性を持っていたため男性セイバーという最悪のメタられ属性が刺さり極めつけに土日開催という万全の状態のマスター達という彼にとって圧倒的不利な条件の上で、その猛攻を防ぎきり人類悪達に敗北を刻ませたその威容はまさに最強のレイドボスと呼んで過言ではなかった。
それ故かマスターの中には彼をグランドセイバーと呼ぶものもいる。
彼が勝てた要因としてはやはり24時間という時間制限が大きかっただろう。
そしてレイド開始直後の30分のサーバーダウンが無ければ彼は倒されていたとも言われる。
開始した時間が深夜1時頃なので睡魔に負けたり土曜に仕事した者の疲れや日曜に予定があるマスターの切り上げも多かった。制限時間も約17時間かつ1600万という膨大な残基、そして100万越えのHPに厄介なバフが億劫なのも彼に味方した。
余談
※1:当時の新選組は何度も再編成されており、彼が当時所属してた五番隊の隊長は武田観柳斎ではなく、尾形俊太郎であった。