概要
ゴードンは『汽車のえほん』とそれをベースとした映像作品の『きかんしゃトーマス』に登場する蒸気機関車のキャラクターである。
タグとしては、ゴードン(きかんしゃトーマス)が既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。
『汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。
汽車のえほんにおいてのゴードン
データ
所属鉄道 | グレート・ノーザン鉄道 → ノース・ウェスタン鉄道 |
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製造年 | 1921~2年1月 |
来島年 | 1923年2月 |
性別 | 男性 |
ベースカラー | 青色 |
番号 | なし(グレート・ノーザン鉄道)→4 |
モデル | ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道クラスA1/A3 |
初登場 | 第1巻3だいの機関車 |
概要
汽車のえほんの第1巻『3だいの機関車』より初登場した大型テンダー式蒸気機関車。
1922年1月に生まれ、1923年2月に来島したとされる。
1922年4月から1923年9月までに作られたクラスA1の最初の12両である1470~1481号機(1924年2月からは4470~4481号機)にの一番最初、ゴードンは1922年1月にグレート・ノーザン鉄道クラスA0(クラスA1では架空の試作機)として作られた。
当初はエディンバラからロンドンのキングス・クロス駅までの試運転を担当していた(このことでロンドンの駅がキングス・クロス駅だと主張している)が、潤滑油のパイプが破損するなどの欠陥が多く、交換するにあたってボイラーを交換しなければいけないなどの問題を抱えていたため、1923年2月にノース・ウェスタン鉄道に売却されたことで来島した経歴がある。
急行列車の牽引中に安全弁が破損して故障、その後、クルー市で修理を受けた際、3シリンダーから太っちょの局長が設計した2シリンダーに改造され、同時に外観も現在の姿になった。
2011年ピップとエマが急行担当を引き継ぐ形で急行運用から離脱した。
フライング・スコッツマンは弟にあたる(フライング・スコッツマンは1923年2月に製造されたクラスA1/A3の1472号機(現在の60103号機)で、ゴードンは1922年1月に製造されたクラスA0であるため)。
性格・特徴
性格は、威張りんぼうで、他の機関車を見下すこともある。
急行列車を担当するのが自慢なのだが、貨車を引くのは嫌がる。
安全弁が壊れたり、汽笛が鳴りやまなくなった時の事は、誰にでもある失敗と言って、脱線したことがないことを自慢していたが、その後すぐに脱線している。
イギリスの蒸気機関車が消えていき、兄弟達も廃車されたことを知った時は、かなり大きなショックを受けていた。また、そのショックから立ち直らせるために、太っちょの局長がフライング・スコッツマンを連れてきて、弟との再会を大変喜んでいた。
運用
本線の運用を担当しており、主に旅客を行っている。
とはいえ、貨物運用も担当するときもある。
ゴードンと言えば、急行担当のイメージが強いが、2011年ピップとエマが急行担当を引き継ぐことになり、急行牽引を引退している。
イレギュラーな例としては、以下が挙げられる。
- 女王陛下のお召列車の担当をした。
- 汽車のえほんの機関車達が本当にいることを伝えるために、ロンドンの会場で展示されるメンバーの一員として参加。
きかんしゃトーマスにおいてのゴードン
データ
所属鉄道 | グレート・ノーザン鉄道 → ノース・ウェスタン鉄道 |
---|---|
性別 | 男性 |
ベースカラー | 水色 |
番号 | 4 |
日本版声優 | 内海賢二(第1-8シリーズ)→三宅健太(第9-24シリーズ)→武内駿輔(25シリーズ-)、田中完(トーマスのヒミツ旅) |
モデル | グレート・ノーザン鉄道クラスA1/A3 |
初登場 | トーマスとゴードン |
概要
きかんしゃトーマスにおいても登場キャラクターの1台として登場している。
性格は、原作と同じ威張りんぼうである。
汽車のえほんとの違い
きかんしゃトーマスにおいての変更点は以下の通りとなっている。
- 急行を引退していない。
- 弟であるフライング・スコッツマンの関係がやや悪い。
- スペンサーが登場して以降は彼と凌ぎを削っている。
2次創作について
2次創作では、威張りんぼうな性格で描かれている。
海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。
それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルやロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道クラスA1/A3の姿をしたモデルなどがあったりする。
関連タグ
本線での同僚