概要
三菱自動車初のFF量産車として、1978年3月に初代(メイン画像左)が発売。
以降2000年3月末まで5代に渡って、中小型クラスのハッチバックとセダンを中核にし、ステーションワゴン、ライトバン、ノッチバッククーペなど多彩なボディタイプのモデルを展開した。
海外ではコルトの名称で販売されている。
2012年に、それまでよりもさらに小柄な5ドアハッチバックの新規コンパクトカーとして復活(メイン画像右)。
日本仕様も含めて全てタイの工場での生産になる。なお、ヨーロッパでは(2代目)スペーススターという名称で販売された。
2代目(1983年10月-1988年1月)の初期には歌手の忌野清志郎をイメージキャラクターに起用。彼がリーダーを務めたRCサクセションのナンバー・『ベイビー!逃げるんだ。』をCMソングに起用した。
また1984年のCMでは疾走するエリマキトカゲの映像が使われ、同生物のブームを巻き起こした要因の一つともされている。
3代目(1987年10月-1991年10月)ではテレビCMで同じく松任谷由実の曲を一貫して採用しており、『リフレインが叫んでる』などのタイアップで有名であった。
2022年12月、公式サイトにおいて日本国内向けの生産終了が発表された。そして2023年3月に販売を終了した。これにより三菱自動車の日本でのラインナップはSUV・ハイトワゴン・ミニバンのみとなった。また、ヨーロッパでも2022年限りで販売を終了している一方、それら以外の地域向けについては引き続き製造・販売は行われてはいる。