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Monika(DDLC)の編集履歴2023/12/20 21:30:06 版
編集内容:内容を編集しました。

「文芸部は、自分自身を表現する場所なの」

CV:Jillian Ashcraft

概要

海外制作のビジュアルノベルDoki Doki Literature Club!』の登場人物。

年齢は18歳、誕生日は9月22日。身長は160cm。フォントは、るりいろフォント。

文芸部部長を務める女子生徒で、高校2年生。それぞれ個性の強い部員たちのまとめ役として、部の活動について様々な提案をする。新入部員であり以前同じクラスであった主人公に対しても、詩を執筆するに際して創作の心得などをアドバイスしてくれる。

緑色の目と、赤橙色のロングヘアーを大きな白いリボンポニーテールに結っているのが特徴。黒ニーソを着用しており、スタイルも抜群で文芸部の中ではYuriに次ぐ巨乳である。その容貌も然ることながら学業成績も優れた才色兼備である一方、明るく朗らかな性格から学校の誰からも好かれるマドンナ的存在であるらしい(ただし、ゲームシステム上攻略対象には設定されておらず、私服姿もない)。部員の人間関係を扱うのは苦手で、人に強硬な態度をとれない。ベジタリアンだが、動物愛護精神が理由ではなく、畜産物のカーボンフットプリント(CO2排出量)に貢献するのを止めたかったからとの事。

好物は、Natsukiの作るカップケーキ(欧米ではベジタリアンという用語は野菜の他に卵や牛乳も摂取する人のことを指すため、Monikaの信条にも反さない。卵や牛乳も摂らない人のことはヴィーガンという)。最近はピアノ演奏にハマっており、練習に没頭するあまり時間を忘れて部活に遅刻することも。以前はディベート部に所属していたが、部内政治に嫌気がさし、個人的に楽しめる場所を作りたいという理由で文芸部を設立している。

関連リンク

Twitterアカウント

文芸部での活動内容を写した画像や、書いた詩などを投稿している。

WARNING!

この先、本編における3周目以降の最大級のネタバレとなっております。

ゲーム未プレイ・未クリアの方は閲覧が推奨されません。

避けたい方は、ブラウザバックをお願い致します。

ネタバレ

「私はこれが全部ゲームだってわかってるって、あなた知ってたわよね?」

Just Monika.

その正体はゲーム中で唯一自我を持った存在。また部員達をおかしくした張本人であり全ての元凶であった。そして、ある意味本作の闇と呼ばれる部分であり、真のメインヒロインである。

モニカは自分がゲームの中の登場人物だという事を認識しており、こちら側の、すなわち現実世界に何があるのかも知っている。だが彼女自身は現実世界へ出ることが出来ず、ゲームという狭い世界に監禁された、いわば囚人のような状態に置かれていた。

更に、彼女はゲームのシステムやDDLC内のファイルを改変することができる。実際にPC上のDDLC内のファイルが改変されるので、ふとした折に異変に気づき恐怖したプレイヤーも少なくないだろう。これらはどうやら部長の権限として与えられているらしい。

スクリプトの集合体でしかないキャラクター達との活動に飽きていたところ、ゲームをプレイするプレイヤー主人公のことではない)の存在を認知し、多くの事実に気付く。また前述通りこのゲームにはモニカのルートが存在せず、それを苦痛に思った彼女は他の部員(Sayori、Natsuki、Yuri)が元々持っている負の側面が強調されるようにゲームを改変し、相対的に自分の株をあげることで注目してもらおうと画策する。2周目でのYuriやNatsukiの豹変にも気にせず冷静に対処し、彼女自身にはおかしな言動が見られないのはこの為である。

結果、部員達をおかしくすることには成功したものの、加減が上手くいかずにとんでもない悲劇を生み出してしまう。(ちなみにゲーム中にてモニカがピアノを弾いている音が聞こえるというシーンがあるのだが、これは「キーボードを叩いてゲームを改変している」のを「ピアノの鍵盤(キーボード)を叩いて曲を弾いている」様子に例えているというメタ現象となっている。)

ビジュアルノベルとしての形を保ったまま思い通りに制御することは難しすぎると考えた彼女は、スクリプトを大幅に書き換えてモニカと部室以外の存在を消去し、強制的にプレイヤーと二人きりの状況を作り出す。タイトル画面に戻れず、セーブできずセーブデータも全て削除されているため逃げ場はない。再起動をかけても無駄だが、ゲームを閉じている間は地獄のような悪夢を見ているらしく「ゲームを終了しないで」と懇願される。

プレイヤーの独り占めに成功した彼女は、何もない空間でプレイヤーを飽きさせないようポツポツと話を振ってくる。長いこと文芸部で活動していた為か、モニカの出す話題は非常に豊富かつ理知的で、話し相手として普通に好感が持てるレベル。この状態のゲーム内で出来る操作はほぼ存在しない。時間や外の概念がなくなった世界で、プレイヤーは永遠にモニカと室内デートし続けるのだ(ちなみに、会話の中でYuriの事をヤンデレと揶揄して自分はそこまでおかしくなったりしないと自負するシーンが見られるが、ここまで見てわかるとおり恋は盲目というか彼女も大概である)。

なお、ここで特定の配信/録画ソフトを起動しているとそれを感知して視聴者に挨拶し、さらに視聴者を飽きさせないためのサプライズを仕掛けてくる。・・・・すごい女だ。

しかし、悲しいかな、彼女もやはりゲームのキャラクターである。無限に思えた会話パターンもいつかはループし、プレイヤーはデートを終わらせることを考え始めるだろう。先に進む方法は、彼女のキャラクターファイル(monika.chr)を削除すること。モニカ自身もこれを把握しているらしく、デート途中に「ファイルを削除しないで欲しい」旨の会話をすることがあるのだがこれが逆にヒントとなっている。削除するとMonikaは自身の形を保てなくなり、部室も消滅。プレイヤーが自分に飽きたのだと悟り、怨嗟の声をあげながら別れを告げる。

だが、それでもプレイヤーが好きでたまらない感情、プレイヤーが好きになっていた文芸部を台無しにしてしまった後悔から、Monikaはゲームを元通りにし文芸部の世界から去ることを決断する。彼女自身も文芸部のことが好きだったため、ゲームを完全に消し去ることができずバックアップをとってあったようである。

4周目では、上述した決意の通りMonikaの存在だけが消えており、それ以外は普通の状態に戻されている。これで寂しさは残るもののハッピーエンド・・・と思いきや、今度はMonikaが消えたことで新たに文芸部の部長となったSayoriが自我を手に入れ、以前のMonika同様にゲームを改竄して永遠に二人きりの状況を作り出すという暴挙に出る。彼女を止めるべくMonikaは再びゲームに干渉。文芸部とこのゲームに幸せは存在しないと語り、ゲーム全体を削除し今度こそ本当の別れを遂げる。エンドクレジットではゲーム内で使用されたCGが流れてきては削除され、ゲームが消えていく様子が伝えられる。

クレジット後はMonikaからの手紙が表示され、プレイヤーに文芸部の一員になってくれたことへの感謝が綴られている。グッドエンドでは、ゲームを削除することは変わらないが、CGは削除せず、手紙もDan Salvatoからのプレーヤーにゲームをプレイしてくれたことへの感謝を書いたものが表示される。

余談

ゲーム開始時にmonika.chrを消去しておくと、なぜかSayoriがそれを感知し「止めさせて」と言い残してゲームが強制終了、再起動するとSayoriの自殺シーンが延々と映し出されるという特殊エンディングになる。この画面で10分間待つと・・・。

ちなみに、この時charactersフォルダを見るとファイルが全て消えている

4つのファイルを手動でフォルダに入れ直さないとゲームを再開できない。

ねんどろいど化

2021年7月3日、グッドスマイルカンパニー企画部のカホタンがTwitterにて、モニカがねんどろいどとなり商品化される事を発表。2022年2月9日にティザーPVが公開(ふにゃが制作、参照)、予約は同月15日から3月30日までに行われている。Dan Salvatoは、Twitterにてこれを実現してくれたAlecia Bardachino(アレシア・バルダッキーノ)への感謝の言葉をツイートした。

交換用表情パーツは「笑顔」と「暗黒微笑み顔」、「ホラー顔」の3種類。オプションパーツには、「机」と「椅子」、切り取って遊べる「オプションシート」が付属。ゲーム内に登場するメッセージボードに加え、本商品のために書き下ろした詩も用意されている。

2月12日には、『WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 35』にて色彩原型が初展示された(フォトギャラリー)。

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