「お嬢様、お逃げください」
概要
『仮面ライダーギーツ』の登場人物。
セレブインフルエンサー・鞍馬祢音/仮面ライダーナーゴのボディーガードの1人。肌が白っぽい方。
活躍
- 第1話「黎明F:ライダーへの招待状」
鞍馬祢音の家出配信に相方のベンと共に乱入。
しかし、その後デザイアグランプリのジャマーエリアが出現。和装ジャマトが現れる。祢音を守るために立ち向かうが、その後の生死は不明(どちらにしろ、浮世英寿/仮面ライダーギーツがデザ神となり世界を作り替えたためその後は生存している)。
- 第3話「邂逅Ⅱ:ゾンビ狩り」
今度はカフェで祢音と英寿が話しているところに乱入。祢音を連れ戻そうとし、ついでに英寿からサインを貰おうとしていた。
- 第4話「邂逅Ⅲ:勝利条件」
デザイアグランプリから帰還した祢音をGPSで現在地を取得し、家に連れ戻す。
- 第14話「謀略Ⅴ:怒りのグレア」
祢音の頼みを受け、祢音の父・光聖の部屋を調査。
そこで発見されたライダーコアIDに触れた事で、かつては自身とベンも仮面ライダーとしてデザイアグランプリに参加していた事を思い出した。
コアIDを見る限りホワイトタイガーモチーフらしく、使用していたのはハンマーレイズバックル。
しかし、ここで一つの疑問が浮かぶ。普通、デザイアグランプリで脱落=リタイア、もしくは優勝してデザ神になった場合、コアIDやデザイアドライバー、その他のバックルなどは運営に回収される筈である。 光聖がデザイアグランプリに関わっているのは明白だが、 何故ベンとジョンのコアIDだけは保管されていたのかは不明である。 この事から、記憶を無くす前のベンとジョン、または光聖は 何らかの事態に備えてコアIDを保管、隠していた可能性がある。
- 第26話「慟哭Ⅱ:真紅のブースト!」
久々に登場(相方のベンは未登場)。
一度はジャマトの襲撃で中止になるはずだった「すずなり鬼祭り」が行われた際、祢音に頼まれたのか、彼女と共にヨーヨー釣りの店番を担当していた。
- 第33話「慕情Ⅰ:バッファ無双」
道長の願いが叶った世界では再びデザグラに関する記憶を失い、これまで通りベンと共に祢音のボディーガードを務めていた(祢音が家出も配信もやらなくなった事について、内心では少し退屈に感じていた様子)。そこに現れたツムリからデザイアドライバーと自身のIDコアを受け取り、ベン共々デザグラの記憶を取り戻す。
その後、襲撃を仕掛けて来たバッファから祢音を守るべく変身したが、パワーアップしたバッファには敵わず、IDコアを破壊されて脱落。二度と仮面ライダーには変身できなくなった。
なお公式サイトの記述にて、変身後のライダー名が「仮面ライダーガルン」である事が判明した。
- 第38話「慕情F:九尾の白狐!」
ベン共々、ライダーの資格を失った事で記憶も失っており、祢音に過去の記憶を思い出させようとしたキューンを近づけまいとしていた。
- 最終話「黎明Ⅰ:ここからがハイライトだ!」
ジョン本人は未登場だが、英寿を祀った神社に彼とベンが書いた絵馬が吊るされていた。
その内容は「Hapiness for OJYOSAMA」。祢音への忠誠心は未だ健在のようだ。
相方のベンを差し置いてまさかの再登場。祢音の要請でエクシードファイター捕獲のために鞍馬財閥所有の飛行場を使用することとなり、その誘導係を務めることとなった。
余談
ベン共々、初めてテレビ本編で外国人が変身したライダーとなった。
なお、ハーフやアジア系ではない完全な白人が変身したという点も『ドラゴンナイト』を除けば初となる。
ベン役のマイケル氏共々仮面ライダーが大好きでSNSでライダー愛を語るほどで変身ポーズはいかにもガチ勢らしくかっちりした構えとなっており、本人曰く「アギト、ナイト、剣、カブト、ファイズ、タイガの変身ポーズを参考に取り入れた」とのこと。
視聴者からは運動神経の良さと立ち位置から「いつか祢音ちゃんを守るために変身したりしないかな」と言われていたことがあったが、仮面ライダーの姿はコアIDにとどまったものの半分実現となった。
共に自身のコアIDはその気になれば持ち出せる状況にあるので、再びライダーに選ばれるか参加権が譲渡される状況などがあれば、いつかは3人で並び立つ展開もあるかもしれない……と思われていたが、残念ながら33話でコアIDを破壊されてしまった。
が、本編でコアIDが消滅した(正確には創世の力で変化した)ライダーが(おそらく創世の力か運営によりコアIDを新造されて)ファイナルステージで再登場したことでコアIDを再製する手段ができたため、機会さえあればもしかしたら登場するかもしれない。
演者であるトム氏はゼロワンとジオウのコラボ映画である「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」以来の出演となった。