概要
イナズマイレブンGOの時代から200年後の未来で突如として優秀なサッカープレイヤーの遺伝子から発生した超能力や人智を超えた頭脳や身体能力を持つ子供達。
しかし能力の代償と言わんばかりに20歳を迎える頃に寿命を迎えてしまう。
200年後の世界で皇帝・SARUを中心に人類を下等な存在と見下しており「フェーダ」という組織を結成して人類の支配を目論むべくテロ行為を行い、未来の世界の平和を揺るがしていたを
当然エルドラドによって対応されたが、人類を軽く飛び越える軍事力を抱えている相手と真っ当に対応する事は困難と判断したエルドラドは「歴史からサッカーを消し去る事でセカンドステージチルドレンを誕生させない」という判断を下し、松風天馬や円堂守の時代にプロトコル・オメガを派遣するキッカケとなる、言わばクロノ・ストーン編における全ての元凶。
彼らがフェーダに入った理由は様々であり、親に捨てられた(と思い込んでいた)者、その力ゆえに人々に阻害された者などもいる。
望まない力だけでなく、その力に溺れて人格が歪んでしまった、または人間性が歪んだまま育って暴れ回るザンのメンバー達の様に元々の性質がヤバそうな者たちも一定数いるようだが…。
その存在自体は劇場版究極の絆グリフォンラストにて明かされており、「謎の支援者X」のオーダーを受けてフィフスセクターが研究を進めていたことが語られている。この時千宮路大悟は「人の限界を超え、進化を遂げた子供たち」と評していた。
しかし現実を知るトウドウ曰く「人類の間違った進化」と解釈している。
ツキガミの一族、ヴァンプティムとの関係は不明だが、ヴァンフェニーの口ぶりやミキシトランスに使われる「遺伝子」の存在から似通った存在であるようである。
人類を淘汰する事が目的だが、前述通り寿命が少ないので、現人類を淘汰した所で繁殖に成功するかどうかは不明。
関連用語
SSC遺伝子
SARUたちが持つ特別な遺伝子のこと。
念動力やテレパシーなどの超能力が使える代わりに、寿命が短く20歳ほどしか生きられない。しかし、対フェーダ用にエルドラドが開発したSSC制御ワクチンを使うことによって力を消し去ることができ、寿命を標準まで延ばすことができるが、フェーダのメンバーは拒絶している。
SARUは「S遺伝子」によって猿のような姿にミキシトランスできる。
アンプル・バズーカ
フェーダのメンバーが使う特殊な武器。破壊のオーラを込めた赤いアンプルをバズーカに仕込み、撃つことによって破壊活動を行うことができる。開発は主に頭脳派チームであるギルが行っている。
この他にもアンプルガンといった武器を所持している。
ラグナロク
雷門・エルドラド(人類側)に提案してきたサッカー大会の名称で「世界を賭けた最終戦争」。
各陣営が3チームを用意し、3試合の勝ち数で戦いの結末を決める。
チーム
余談
「フェーダ」の由来は「連邦・同盟」を意味する「federal(フェデラル)」から来ていると思われる。
また、「fade(フェード)」にも由来が絡んでいると思われる。
その意味は(若さ・新鮮さなどが)衰える、(色・光などが)次第に薄れていく。
まさに、若くして亡くなる運命を持つ彼らのことが裏付けされていると考えられる。
過去キャラとの関連
フェーダに所属する一部のメンバーは過去の時代(円堂、天馬の時代)のキャラクターと微かに似ており、プロフィールにもそれが示唆されている。
公式で示唆されているものから、ファンの考察まで混在しているので注意。
名前 | 類似する選手 | 備考 |
---|---|---|
SARU | 松風天馬 | 容姿が酷似。天馬はセカンドステージ・チルドレン発掘対象者という設定がある |
ガロ | デザーム | 目つきや性格が類似 |
ギリス | 神童拓人 | 容姿が酷似 |
ザナーク・アバロニク | 市川座名九郎 | 容姿がほぼ同じで、「グレートマックスなオレ」を習得 |
ザット | 豪炎寺修也 | 容姿が酷似。属性が火属性のFW |
チェル | 風丸一郎太 | 容姿が類似。同じく風属性のFWで化身の名前が"疾風"の白虎 |
デッキ | 白竜 | 同じくドラゴン系の化身を持つ |
ドリス | 鬼道有人 | チームの頭脳であり、ゴーグルを着用している |
ブーフウ | 染岡竜吾 | 顔が類似するが、属性やポジションが一致しない。 |
ユウチ | 吹雪士郎 | 氷に関連した風属性のストライカーでタレ目 |
ヨッカ | フィディオ・アルデナ | 同じく林属性で「〇〇の流星」という異名を持っている |
ロデオ | 一之瀬一哉 | 天才MFで「フィールドの〇〇」という異名を持っている |
彼らの結末
この先ネタバレ注意!
ラグナロク最終戦である「クロノストーム」との試合で見下していた旧人類に逆転を許して試合に追い詰められ、肉体も限界、更に心が折れ立ち上がれないSARUに手を差し伸べたギリスと励ましの言葉をかけるメイア、心配そうに駆け寄ってきたザ・ラグーンのメンバー達を見てSARUが「フェーダ」は力を持ったから集まった「同族」ではなく「友達」である事を理解し、立ち上がって試合を再開するが、そのまま試合に敗北。
試合中に力を失っても、フェーダのみんなが友達であり続けてくれると確信出来た事もあって、エルドラドとの提案通りにSSC制御ワクチンを受け入れてセカンドステージチルドレンの力を手放した。
このワクチン使用にサカマキは科学者として人類の進化を科学で否定した事に「これでよかったのか?」と迷いを見せるが、アルノ博士は「わからん」と前置きしつつも、セカンドステージチルドレンには重すぎた事を語り「本当に進化すべき時が来たのなら、その時は我々の手で止める事など出来んよ」と判断している。
ゲーム版のエンディングでは1枚絵だがセカンドステージチルドレンのその後が描写され、皆ワクチンや遺伝子の経過観察も兼ねてエルドラドに保護されたのか「プロトコル・オメガのメンバーと楽しそうにサッカーをするSARUとダク」と「私服姿で笑顔で会話するベータとメイア。その横で弾けんばかりの笑顔で楽しそうにしているアルファとギリス。そんな4人をスマートに見つめるガンマ」の一枚絵が登場している。
関連イラスト
関連タグ
プロトコル・オメガ…ライバルの未来人。
デストラクチャーズ…イナズマイレブンGOVSダンボール戦機Wにおける、別世界の未来人。