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ドルメン大帝の編集履歴

2023-12-29 11:51:50 バージョン

ドルメン大帝

どるめんたいてい

ドルメン大帝とは、『未来ロボ ダルタニアス』に登場するキャラクターである。

この記事は『未来ロボダルタニアス』および様々な作品のネタバレを含みます。未視聴の方は注意。


概要

CV:藤本譲(26話のみノンクレジットで佐藤正治


本作の敵勢力・ザール星間帝国(「ザール星団」とも)の帝王であり、本作の黒幕。

エリオス帝国を滅ぼし、全宇宙の支配を目論んでいる。


人物

容姿

茶色の二段横ロールに茶色い口髭顎髭を生やしたイケオジにして美老人。額に山型の装飾、刺々しい襟付きの赤いマントを着用している。


性格

よく言えば圧倒的な威厳とカリスマ性を持っている、悪く言えば冷酷な性格と評価できる。


活躍

本拠地ザール星にある石像から声のみを発し、その姿を見た者はいない。
















ドルメンの正体(終盤のネタバレあり)













その正体はエリオスの支配者パルミオン皇帝のクローンであり、エリオスの隠された風習により影武者としてこの世に生を受けている。

エリオスにとってクローンはオリジナルの影武者、またはオリジナルの身に何かが起きた際の生体部品として位置づけられており、役目を終えれば非人道的な扱いを受けるのが常であった。

この制度に強い憎しみを抱いたドルメンは密かにエリオス帝国友好軍であったザールの実権を握り、エリオスに対して反乱を起こして壊滅させ、更には全銀河の制覇に乗り出して数々の惑星を支配下に置いた。

つまり、被害者と思われたエリオス帝国こそが本作の元凶である実態が判明した。


最終決戦で姿を現し、パルミオン皇帝と思われたが戦いの中で太陽の光が刺し込むと、クロッペン同様に肉体に影響を及ぼしクローンと発覚する。


専用のベムボーグに搭乗してダルタニアスを迎え撃つドルメン大帝だったが、最期は怒りに燃える楯剣人に敗北したものの……。


この世界に我々クローンがいる限り……いや、クローンを必要とする世界が存在する限り、

我々の憎しみと悲しみが消え去ることは無いッ!! いつかまた、反逆の炎が燃え上がる時が来る!


……と、最期まで自身を蔑み、弄び、踏み躙った者達への憎悪を曇らせず、壮絶な呪詛を叫びながら人工太陽へ投身自決を遂げる形で命を散らせた。


生体部品として人権も与えられずに育てられた彼にとって、全ての人々は憎しみの対象であり、クローンである自分が彼らを支配する行為だけが、彼なりの復讐であったのかもしれない。


余談

ドルメンの生い立ちやエリオス王家に反乱を起こした動機については十分同情の余地があるが、劇中彼が行った地球をはじめエリオス王家によるクローン迫害とは無関係な他の星々に対する侵略行為は正当性を欠いており、八つ当たり以外の何物でもなく擁護の余地は微塵もない。他には同じ境遇のクローンであるクロッペンを素性が発覚した途端道具扱いした挙句に切り捨てる(ただしこれに関しては「自分に最も近い存在がクローンを差別する姿を見て、(または知って)失望したのでは」という擁護の意見もある点は留意すべきでありまた、クロッペンもクロッペンで戦わずして怖気づいたというそれだけの理由で先代カブト将軍を処刑しているので道具扱いされた挙げ句切り捨てれたのはある意味先代カブト将軍の怨念が乗り移ったという見方もある)など、劇中で彼が犯した数々の罪はエリオスと同等、あるいはそれ以上の非道さであり、彼自身どこまで自覚していたかは不明だが、最終回での数々の恨み節もこれまでの所業を省みると矛盾に塗れている

スパロボGC及びXOではクロッペンに関する重要イベントがカットされているため彼との関係は比較的良好のまま終わり、悪辣さは原作に比べると控えめになっている。


関連タグ

未来ロボダルタニアス クロッペン

ラスボス 黒幕 悪のカリスマ 大帝 クローン 哀しき悪役 どうしてこうなった


ラウ・ル・クルーゼ機動戦士ガンダムSEED):ドルメンと同じく人間のエゴでクローンとして生み出されたことが原因で、自らを生み出した世界全てに対して憎悪を抱いたラスボス。

ズ・ザンバジル超電磁マシーンボルテスV):ドルメンと同じく、皇室の血を引きながらその生まれ方で差別されてきた過去が原因で、世界全てに対して憎悪を向けた、長浜ロマンロボシリーズの敵君主の一人。

ポセイダル重戦機エルガイム):ドルメンと同じく、由緒ある王朝から迫害を受けていたが復讐した後は堕落の人生を送るラスボス。それ故か『スパロボGCXO)』では「彼」が率いるポセイダル軍とザール星団(それとグラドス)で星間連合を形成する。

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