概要
世界ではじめて命名されたことで有名な恐竜(最初に見つかったのはイグアノドン)。大きさ8~9メートルくらい。
「大きなトカゲ」
発見者のウィリアム・バックランドは下あごの化石と歯の生え方から「これは大きなトカゲのものに違いない」と考え、そのまんま『大きなトカゲ』という名前をつけた。
だが当時想像されたイメージはゴジラ体型(直立姿勢)どころかコモドドラゴンやワニのような四つんばいスタイルで、文字通りの「大トカゲ」。というかそもそもこの当時、化石というものは「ノアの方舟」の洪水で死んだ怪物や巨人などの骨と思われていたので、別の部位(太ももの端っこ)の化石は「スクロトゥム・フマヌム(巨人のキンタマ)」というとんでもない名前がついていた。
分類について
最初期に見つかった恐竜ではあるが、当時まだそれほど発達していなかった恐竜研究の影響で、別種の恐竜も含めて肉食恐竜=メガロサウルスのような扱い(くずかご的分類群)であったため、最近までその姿ははっきりしなかった。
このくずかご的分類群によって近縁種のエウストレプトスポンディルスをはじめ、メトリアカントサウルス、ドリプトサウルス、カルカロドントサウルス、ディロフォサウルス、それに獣脚類ですらないプラテオサウルス(古竜脚類)までもがメガロサウルス属に分類されてしまうという珍妙な事態が起きていたが、ここ10年あまりの再研究や、近縁種の化石の充実などからようやく全身を復元できるようになってきた。
最近ではスピノサウルス類の祖先に近いとされている。
上記の分類混乱もあってか、昔の図鑑にはメガロサウルスとイグアノドンが戦うイラストもよく見られた(イグアノドンも確かにヨーロッパで見つかっているが、白亜紀の恐竜なので生息時代は全く異なっている)。
なお、海外ドラマ恐竜家族のシンクレア一家の種族はメガロサウルスと設定されている(本物とはまったく似ていない姿だが)。
古代王者恐竜キング
強さ2000の秘属性の恐竜(いわゆるシークレット恐竜)として登場。必殺わざはチョキ。超能力を使う。
テレビアニメで先行登場した後、激闘!ザンジャーク第1紀で登場。
超わざはグーは念力で相手をあちこちに叩きつける「ゼロジースロー」、チョキは父夕から巨大な岩を浮かべて相手を押し潰す「ギガンティックフォール」。パーは相手を金縛りにして噛みつく「サイキックバインド」を使う。
バトルタイプは初登場時はかいしんタイプ、目覚めよ!新たなる力!!ではよこくタイプ。
テレビアニメでは第46話に登場。ソーノイダが卵から育てようとしたが、凶暴すぎて手に負えないのでカードにしたまま本に隠していた。掃除中にソーノイダが気がつき、ロアに渡す。その後、ロアが使用するが、Dキッズに倒されて回収された。
- 第1期の「恐竜図鑑コーナー」では最後の恐竜の解説になっていた。
第1紀の最終話ではブラックティラノサウルスに立ち向かう恐竜の一頭として登場した。
第64話では宇宙海賊ザンジャークのザッパーの恐竜として登場した。
DS版
時期的にはアーケード版より先に登場。ただし正規プレイでは入手できないので、改造ツールが必須(おそらくイベントか何かで配信予定だったのが立ち消えになって没データ化したと思われる)。
こちらではグーが必殺技で、各わざと対応する手が入れ替わっている。
サイキックバインド→グー
ギガンティックフォール→パー
ゼロジースロー→チョキ
専用わざは「じゃんけんに負けた次のターン」に発動するカウンター型だが、HPが低めな上に回復わざを使えない為発動させづらい。逆に「じゃんけんに連続で勝つ」のが条件なのはテリジノサウルスで、こちらもやはり正規プレイでは入手できない。
ARK:Survival_Evolved
各洞窟に出現(モバイル版では賢者の洞窟のみ)。昼間は眠っているが、夜になると襲い掛かってくる。起きている間は大型肉食恐竜に匹敵する戦闘力を誇る。昏睡させ、肉類を与えることでテイムできる。昼間はステータスが大幅に弱体化するデバフがかかり、無理に起こしていると気絶値がたまるので注意。小型生物を咥えて運ぶことができる。