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ドリプトサウルス

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どりぷとさうるす

白亜紀後期の北アメリカに棲息したティラノサウルス類の獣脚類で、数少ないアパラチア大陸の恐竜である。

データ

アメリカ・ニュージャージー州の白亜紀後期の地層から部分的な化石が見つかっている。かつてはラエラプスと呼ばれたり、メガロサウルスの一種として扱われた時期があったが、後にラエラプスはダニの一種の学名に使われていることが分かり、ドリプトサウルスも近年の研究ではコエルロサウルス類の中でもティラノサウルス類に近縁だったと判明している。

ドリプトサウルスの棲息したニュージャージー州は、北米大陸が東西を海で隔たれていた白亜紀当時、東側のアパラチア大陸に属していた。アパラチア大陸産の恐竜はわずかしか見つかっておらず、ドリプトサウルスは非常に貴重な恐竜である。(西側はララミディア大陸と呼ばれ、ティラノサウルスなど多くの恐竜が棲息していた)

推定される全長は7メートル程。名前はその鋭い歯や鉤爪に因んで「引き裂くトカゲ」を意味する。化石がわずかしか見つかっていないため詳細は不明だが、鋭く長い鉤爪を備えた前足や、骨が中空なため身軽な体型をしていたと考えられることから、獰猛な捕食者だったと考えられる。漫画家所十三氏は、これらの特徴を活かし、現在のキツネのように死んだふりをして小型の屍食動物を誘き出して捕食していたと推測している。

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