エオティラヌス
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えおてぃらぬす
白亜紀前期のイギリスに棲息したティラノサウルス上科の恐竜。
化石はイギリス有数の恐竜産地であるワイト島で、2001年に命名された。
「暁の暴君」を意味するその名の通り、D型の断面の歯に四肢や肩帯の構造など後のティラノサウルス科に似た形態を備えていた。だが前肢は長く、指が3本であるなど祖先的な特徴も持っていた。
全長は4~5メートル程と、共存したネオヴェナトルやバリオニクスに比べると小柄で、ヒプシロフォドンなどの小型恐竜を捕食していたと考えられる。
なお、近年メガラプトラに属する可能性が指摘されたがあまり支持されていない。
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