概要
イギリス有数の恐竜化石の産地・ワイト島の白亜紀前期の地層から発見された獣脚類で、属名は「新しい狩人」を意味する。
全長約7.5メートル・推定体重1~2トン程のスマートな体型の中型肉食恐竜だが、断片的ながらも全長10メートル以上に達する個体の化石も見つかっている。
発見当初はアロサウルスに近縁と考えられたが、近年の研究ではより進化したカルカロドントサウルスに近縁で、さらに進歩したネオヴェナトル科に分類されている。近縁種にはキランタイサウルスやシアッツなどがいる。
当時のイギリスの生態系における頂点捕食者だったようで、イグアノドンやヒプシロフォドン、ポラカントゥスなどの植物食恐竜を捕食していたと考えられている。事実、付近では本種のものと思われる歯形の残ったイグアノドンの化石が見つかっている。
とはいえ時にはそうした獲物の反撃を受けたりすることもあったようで、最初に見つかった化石には治癒途中の骨折や爪の破損、感染症による骨腫瘍の痕跡が確認されている。
古代王者恐竜キング
第1紀から登場。第5紀でバリオニクスが登場するまではあちこちで化石が見つかったアロサウルスを除けば唯一ヨーロッパの恐竜だったが「ヨーロッパのたまご」には入っていない。風属性。バトルタイプは第6紀まではこうげきタイプ、2007第4紀+まではハンタータイプ、激闘!ザンジャークではピンチタイプ。ショルダーネームは「疾走する新星」。