概要
白亜紀前期の中国に生息していた恐竜。体長は4メートル程。体重は推定300キログラムの小~中型恐竜。
現時点でシオングアンロン・バイオメンシス一種のみが確認されており、「白き魔物の如き嘉峪関市の冠龍」を意味する学名がつけられている。
詳しい分類的位置は分かっていないが、グアンロンなどが含まれるプロケラトサウルス科とは異なる系統に属するらしい。
冠龍を意味する学名がつけられているが、これは広い意味でグアンロンの仲間ということであり、本種から顕著なトサカは確認されていない。化石の頭部はかなり細長いがこれは化石化の過程で潰れているためで実際にはもう少し太かったと思われる。