前後のストーリー
予告
月面に到達したサード・ウェイブ、宇宙爆弾怪獣ヴァラロン。
これを撃滅せんと、それぞれの決意と覚悟を胸に、戦士達は宇宙へと飛び立つ。
次回、ウルトラマンブレーザー『第3波接近襲来』
生きて、再び大地を踏むことができるか。
主な出来事
- 前回、月面に落下したサードウェイブはヴァラロンと命名され満身創痍のゲントとSKaRDは監視衛星の映像からヴァラロンが月面で尻尾から発生させて敷設した物体の爆発の威力を見せつけられていた。ヴァラロンは再度、爆発させたクレーターに爆弾を設置していく。
- 改めてゲントは司令部からの指示を伝え、テルアキはヴァラロンの使う有機爆弾の威力から危険過ぎると言う。
- 危険過ぎる作戦にゲントも悔しさを滲ませるが全員、覚悟の上で作戦を承諾する。
- ゲントは改めて全員が無事に帰還することを宣言し、アースガロンの出撃可能になるまでの18時間の間に各員に時間を与える。
- ゲントはブレーザーに対し変身しようとする意思を求めるが反応が無いことを気にしていた。だがゲント自身の身体はかなりの限界を迎えていた。
- SKaRDの隊員達はそれぞれの時を過ごしていた。アンリは音楽を聞きながらいつものランニングコース(『オトノホシ』でツクシ・ホウイチ達が野外演奏していた場所)を走り、ヤスノブはクルルを見ながら気持ちよく巡らせ、テルアキは父に検診を受けるように電話で促しつつ、もう会えないかも知れない父との時間を過ごしていた。
- ゲントはエミから教えられたハルノの自宅に赴いていた。そこでドバシのSPが家から去っていくのをすれ違う。
- ゲントはハルノにエミから『いつ戻って来るのか?』と伝言を伝えるが『やれることはやった』と返される。
- ゲントは自分たちが宇宙に向かう間、エミの行動を助けられる存在としてハルノに協力を依頼しようとしていたが、ハルノは逆に『早く地球に戻って来い』と叱咤激励するのだった。そしてゲントが去ったあと、ハルノの手元にはドバシが燃やした『アオベ・タツキの日記』があった…
- その頃、エミは調査が手詰まりとなってアーくんに相談しようとする。現時点で99年に撃墜された隕石がワームホールを通ってきたV99の宇宙船であると結論。バザンガ、ゲバルガらそれにヴァラロンが地球に送り込まれ、V99の目的が報復なのか侵略なのかもはっきりしないのが現状だった。
- するとアーくんはその情報が機密としてアーくんにも『記録』されていることが判明。エミは