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アル・ダ・フラガの編集履歴

2024-01-25 22:06:56 バージョン

アル・ダ・フラガ

あるだふらが

アル・ダ・フラガとは、『機動戦士ガンダムSEED』並びに続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する(関係する)架空の人物である。

概要

CV:三戸耕三(TV版)、関俊彦(スペシャルエディション完結版)


ムウ・ラ・フラガの実父であり、ラウ・ル・クルーゼ(旧名:ラウ・ラ・フラガ)及びレイ・ザ・バレルの遺伝子提供元、即ちオリジナルである。


代々続く資産家・フラガ家の当主で、ナチュラルであるにもかかわらず、フラガ家の先祖代々の「先読み」能力を備えていた優秀な人物だった模様。しかし一方で、性格や人間性には多大な問題があったらしく、幼少期のムウからも「傲慢・横暴・疑り深い」等の悪印象しか抱かれておらず、ラウからは「己の死すら金で買えると思い上がった愚か者」と卑下されているような人物である。

妻とは冷めきった夫婦関係にあり、妻の影響を受けて育つ実子のムウとも距離を置いていた。その結果後継ぎ問題で揉める事となり、ムウを後継ぎにする事に納得できず、自身の後継者として自身のクローンをあてがう事を画策するという暴挙に出る。


コズミック・イラの時代においてもクローンは違法だったのだが、メンデルコロニーの遺伝子研究者ユーレン・ヒビキ博士に直接依頼し、流石に渋るヒビキ博士を彼の『スーパーコーディネーター研究』への資金援助をちらつかせる事で説き伏せて、自身の資質を100%受け継いだ遺伝子操作も行っていない純正のクローンであるラウを作り出す事に成功する(アルダだけではないが、この違法がブルーコスモスが苛烈な暴徒を起こすようになる原因まで併発)。そして彼の事は自分の管理下に置いて、非常に厳しい教育を施していた模様(「あのバカ(ムウ)の二の舞にはするな」と、教育係にも厳しい言葉をかけていた)。

しかし、ラウに欠陥がある(自分と同じ寿命しかない)と知るや、今度はあっさりと手のひらを返してラウを捨てて、結局はムウを後継者に指名しようとした。

その結果、幼少期のラウによって報復として家を放火されて、妻と共に焼死した。


この男の身勝手な行動によって、ラウは自身を不完全に生み出した世界を憎んで、後に様々な悲劇を引き起こす。そして彼の資金援助を受けたヒビキ博士は研究を続け、後に自身の息子のキラ・ヤマトをスーパーコーディネーターとして生み出す事に成功する(同時に、『第2のラウ』になっていたかも知れない失敗作を生む)事態に至った。ちなみに彼の「先読み」能力はムウ、ラウ、レイのそれぞれに継承されており、モビルスーツ戦においては「高度な空間認識能力」として発揮されている。


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED

ムウ・ラ・フラガ

ラウ・ル・クルーゼ レイ・ザ・バレル

身勝手 だいたいこいつのせい 全ての元凶 毒親

バカは一人いれば賢者百人分の働きをするモノさ



ホーエンハイム・エルリック2003年版『鋼の錬金術師』):「土6」枠における『SEED』の後番組(および『SEED DESTINY』の前番組)に登場。アルと同じく「主要登場人物の父親」「自らの身勝手な行動によって全人類の脅威となる存在を生み出した点」が共通しているが、あちらはアルよりはまだ擁護の余地はある。


エンブリヲ(クロスアンジュ):ゲスさ、身勝手、だいたいこいつのせい、全ての元凶、そして同じ声優等... アルはある意味でエンブリヲの元祖。


プレシア・テスタロッサ:自分ではなく娘だがクローンを作り放棄したことや物語の元凶であるなどの共通点がある、これまた身勝手な行動によって時空崩壊の危機を起こした。Innocentでは良い親子であった。


木原マサキ:ゲスさ、身勝手、だいたいこいつのせい、全ての元凶、そして同じ声優等... エンブリヲは悪役悪党だがこいつは主人公である。

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