ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

私はナナリーの騎士だ

彼女を最後まで守り抜く

概要

本作におけるアッシュフォード学園中等部の生徒で、ナナリー・ランペルージの親友である少女。ナナリーがいじめを受けている際に、アリスが助けたことで仲良くなった。

生徒会へナナリーを送り迎えしているうちに、生徒会準会員扱いされて猫祭りや河口湖旅行に付き合わされる。

その正体は、神聖ブリタニア帝国の特殊名誉外人部隊「イレギュラーズ」の所属員。

部隊では突入要員で、加重力で超高速を得るギアス『ザ・スピード』を有する。

しかし、アリスを含めたイレギュラーズの女性隊員達のギアスは契約によって得られたものではなくC.C.の細胞を人工的に移植したことで発現したものであった。

そのため、アリス達イレギュラーズの隊員はC.C.細胞に対する拒絶反応である「反作用」を抑えるため、定期的に抑制剤を投与せねばならず、実質的に生殺与奪の権利を上司であるマッド大佐に握られた形となっている。

上述した経緯故にブリタニアの支配を見る眼は非常にシビアで、頭の回転も早い。

その一方で、マッド大佐やイレギュラーズを脱走した少女・マオを除くイレギュラーズのメンバーのことを、実の家族のように思っている。

また、4つ下の妹が3年前の事故で車イス生活を送っているらしく、ナナリーを放っておけない。そのため、ナナリーが皇族であることを知っても、軍の命令よりも彼女との友情を選び報告しなかった。

ホテルジャック事件やサイタマ事変において、マークネモに乗っているのがナナリーだと知らぬまま、彼女と敵対する。

そして、マオによるリフレイン事件にナナリーが巻き込まれたことで、アッシュフォード家の庇護ではナナリーの安全は確保出来ないと判断し、彼女を守るために高い地位を望むようになる。

だが、ナリタ連山での戦いでマークネモのパイロットがナナリーであることを知り、彼女がエデンバイタル教団に捕らえられて極刑を言い渡された際にロロ・ヴィ・ブリタニアを殺そうとするが彼のギアスである『ジ・アイス』の前に敗れ、自身も投獄されてしまう。

その後、牢の中で魔導器ネモに正式な契約ではなく取り引きを持ち掛けられる。

実は、事故で亡くなっていた妹を守れなかった過去の悪夢に苛まれており、また大切な人を失うかもしれないことを恐れるが、ネモの言葉に後押しされて取り引きに応じ、「魔人アリス・ザ・コードギアス」となってエデンバイタル教団エリア11支部を破壊、ナナリーを救出した。

その後、新たな搭乗機となった「アリス・ザ・コードギアス」で、ロロが駆るヴィンセントを撃破。人造ワイアードだった故の反作用によって死を迎えたロロを看取ったアーニャから彼の遺品にして神根島の情報が記されたペンダントを渡され、それをナナリーに手渡している。

最終決戦では、父・シャルルと母・マリアンヌの言葉によって自身のワイアードギアス『ザ・ゼロ』*カップリングを発動してヘブンズドアを開こうとしたナナリーに対して、

「明日という日はナナリーという希望をもたらしてくれた」

「私という個はナナリーを愛しているわ。この気持ちを…失いたくない」

という言葉を伝えたことで彼女に明日(未来)へ進む気持ちを取り戻させ、愛する娘の選択と思いを尊重したマリアンヌとシャルルの最期をナナリーと共に見届けている。

最終決戦後、自分のせいでナナリーに家族がいない世界を選択させてしまったこと、自分はナナリーを助けるどころか辛い状況に追い詰めることしか出来なかった罪悪感と自責の念から彼女と一緒にいてはいけないと思っていたがーー。

ナナリー「アリスちゃんが信じてくれたから、私も自分の選択を信じられた。今度は守られるだけじゃない。一緒に未来を歩いてほしいの」

「そう……ナナリーの選んだ世界だから…… 私は未来を信じることができたんだ」

守られるだけでなく、共に未来を生きたいと願うナナリーから騎士勲章を受け取っている。

その後は、スザクと共に日本を去る前の女帝ユーフェミアと初めて会ったり、ナナリーにロロの遺品であるペンダントの真実を語ったりしたと思われる。

搭乗機

GX01シリーズ

アリス達イレギュラーズの専用機である第7世代型のナイトメアフレーム

詳しくは、GX01シリーズを参照。

アリス・ザ・コードギアス

「ナナリーを守りたい」という、アリスの強い願いに応えた魔導器ネモが産み出した、究極のナイトメアフレーム。女性型のフォルムをしている。

「神の火」と呼ばれる質の異なるエネルギー同士を反発させることで対消滅を生み出したり、アリスの持つギアス『ザ・スピード』の力をほぼ無限に増幅させるなど、常識では測れない現象を発生させることができる。

その性能は、ロロ・ヴィ・ブリタニアのギアス『ジ・アイス』ですら手も足も出ないほど。

関連人物

サンチア

神聖ブリタニア帝国・特殊名誉外人部隊「イレギュラーズ」に所属する少女。階級は大尉。

マッド大佐の側近を務めており、小隊を率いる立場にある。

隊員のギアス能力の長所と短所を把握しており、それを考慮した作戦の立案や指揮を担当している。

また、サンチア自身も敵の気配と動向を察知し、各種確率を正確に算出するギアス『ジ・オド』を持っている。

ダルク

アリスと並ぶ、イレギュラーズの突入要員である褐色肌の少女。ショートヘアに大きなリボンを付けている。

わずか4m強のナイトメアであるGX01で巨大なビルを持ち上げ、それを敵部隊に投げつけて下敷きにできるほどの力を生むギアス『ザ・パワー』を持つ。

性格は明るく、物事を深く考えないアホの子

ダルク本人は「ギアスが無ければか弱い女の子」と嘯いているが、実際はギアス能力が無くても人並み以上に力持ちである。

ルクレティア

イレギュラーズに所属する少女。

物静かで、常に敬語で会話をしている。

地脈と物質的構造を解析出来る彼女のギアス『ザ・ランド』は、サンチアのギアスと相性が良いため、彼女の副官的立場に収まっている。

どちらかというと理知的な性格だが、仲間想いな一面がある。

マッド

神聖ブリタニア帝国・特殊名誉外人部隊「イレギュラーズ」を率いる禿頭の中年男性で階級は大佐。

慎重かつ冷徹な性格で、アリス達部隊員のことは替えの利く手駒程度の認識しかない。

また、ロイド・アスプルンドのことを「シュナイゼルの犬」と呼ぶなど嫌悪している。

シャルル・ジ・ブリタニアに対する高い忠誠心を持つが、それは神聖ブリタニア帝国皇帝としてではなく、エデンバイタル教団教皇としてのシャルルに対するものであった。