「お前らの道具になる気はない…!俺は俺の意思で……創世の力を操る!!」
概要
『仮面ライダーギーツ』第45話「創世Ⅶ:願いのゆくえ」でツムリから創世の力を受け取り、創世の神として覚醒した浮世英寿の姿。
変身するライダー・ギーツの方は既に真っ白になっているが、英寿本人も真っ白になった。目は青い。
第45話でこの姿となり、ツムリや桜井景和の前でギーツⅨへ変身、創世の力を行使して世界の改変を行った。
母・創世の女神のような石像形態の一歩手前。創世の力はこの時点で神として申し分ないレベルになっており、こうなればあとは母のように石化し、意思なき神となる運命。実際に英寿は上記の改変後、かつて母が鎮座していた場で有刺鉄線に絡まれ、自由を奪われた状態で石化が始まった。このまま意思が消滅し、神となるまでが創世の呪縛とされている。
自然と始まった石化自体はスローペースだったが、ジットが持ち込んだジリオンドライバーの機能によって石化を加速されてしまい、一時は母の二の舞になりかけてしまう。だが、英寿が「世界を守るために創世の力を自分の意思で使う」覚悟を決め、ギリギリで石化と鉄線を振り払う。と同時に英寿も元の姿へと戻り、自由の身となった(なお、強化された創世の力はそのまま)。
劇中でこの名称で呼ばれたことはなかったが、公式サイトによると台本上の表記でもこの名称が使われている。
『最強ケミー★ガッチャ大作戦』
「その願いが本物なら、叶えるしかないな!元の世界に帰ろう…さあ、ハイライトだ!!」
クロスウィザードの力で理想の世界に引き込まれた宝太郎を助けるためにまさかの再登場。クロスウィザードの作った夢の世界に侵入する形で上空から突然飛来し、「本物の母さんにちゃんと謝りたい」という宝太郎の願いを聞き入れ創世の力でクロスウィザードの能力を強制的に解除させるという無法ぶりを見せつけた。
この時には景和やスパナ達も夢の世界に閉じ込められていた所を全員分解除させたらしく、直後には夢を見せられたメンバー全てがほぼ同時に意識を回復させている。
登場方法が特殊で出番も短かったが、前情報では一切明かされていなかったので驚いた人も多かっただろう。
『ジャマト・アウェイキング』
出番はこれで終わり…かと思いきや、白英寿の状態からドゥームズギーツレイズバックルを用いてドゥームズギーツに変身することが判明。
本予告時点では、ニラムと会話するシーンおよび四次元ゲートを通るシーンがあることと、ゴッドジャマト誕生を阻止しようとしているらしいこと、そしてドゥームズギーツに変身した状態で仮面ライダーバッファ・プロージョンレイジおよび仮面ライダーギーツⅨと戦うシーンがあることが分かっている。
今回登場する白英寿は本編の英寿と全くの同一人物ではなく、区別するためエース名義になっている。
Vシネクスト『仮面ライダーギーツ ジャマト・アウェイキング』の登場する白英寿。
外見はギーツ本編や最強ケミー★ガッチャ大作戦に登場した白い英寿に似ている。
ドゥームズギーツレイズバックルを使用し仮面ライダードゥームズギーツに変身する。
その正体は…?
ネタバレ注意⚠️
その正体はゴッドジャマトによる人類滅亡が起こってしまった未来から来た浮世英寿その人である。
だが、1000年という長い年月の中で仲間達がこの世を去っていたことで「変えられない運命もある」とどこか諦観しており、自らを「裁定者」と称して人々の生命を守るために情けを捨て、ゴッドジャマトの誕生阻止及びその根源となる存在の抹殺のために現在へと降り立った。
言動に関しても、ろくに説明もしないまま、ただ自分の主張を押し通そうとする、相手の話を聞こうとしないといったきらいがあり、「ひとりよがりの神様」としての側面が強くなっている。(演者の簡氏も「ずっと誰からも、何も言われない日々が続いていたんじゃないか」と推測している)。
その中で景和や祢音、道長、そして過去の自分自身とも対立するが、彼らが身を呈して葉月や春樹を守る姿、過去の自分自身から「人間を信じる」ことを学んだことで「未来が変わった」と確信し、元の世界へと去っていった。
関連タグ
始まりの男・戦兎エボル:白髪になったライダー主人公繋がり。前者は神である点も共通する。