データ
種類 | 超人系 |
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特性 | 破裂(パンク) |
概要 | 自身の体と触れた無機物を破裂させることができる |
能力 |
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利点 | 自身の体を破裂させても、能力者本人がダメージを受けることは一切ない |
形 | 不明 |
色 | 不明 |
備考 | 無機物は破裂させると、跡形もなく粉々になる |
概要
超人系の悪魔の実の一つ。
ボムボムの実に似た能力で、無機物であれば破裂させることができる。自分を破裂させることもできる。
能力者
ドンキホーテファミリー「ピーカ軍」幹部。
余談
「覚醒」について
悪魔の実の能力が「覚醒」に到っていない状態で、上記の能力を発揮する悪魔の実なのだとしたら、「覚醒に到ったらどうなるのか?」という疑問がある。
例えば、この実が「自分を破裂させる能力」だとしたら、「覚醒」によって無機物に効果を及ぼしているということになるわけだが、グラディウスが「覚醒」に到ってるとは考えにくい。その理由は以下の通り。
- グラディウスの口ぶりからしても、この実は覚醒前の時点で無機物に効果があると考えられ、有機物などの自身・無機物以外のものには効果は得られない模様
- グラディウスの能力の強さは、ワノ国編で判明した能力の覚醒条件(心身が能力に追いつくこと)や作中で判明した覚醒者の描写全てを考慮すると以下のような疑問点がある
- 覚醒能力を問題なく扱えている能力者は、最低でも四皇幹部クラス程度以上の実力を持っている
- グラディウスは能力と比較しても、まだ力不足である
このようにグラディウスの場合は、「覚醒」について考慮するとまだ問題点が解消されていない点がある。実際に覚醒条件と覚醒者の描写を考慮し、覚醒者の「力の数値」を4段階(「0」は四皇幹部クラス未満、「1」は四皇幹部クラスに匹敵か同程度・「2」は四皇に迫るほどで、海軍大将と同程度、「3」は四皇と同程度以上)に分けて推定したものだ。なお、数値が大きいほど実力が高いことを表しているのだが、「0」に該当した場合は、実力が覚醒段階に全く相応しくない状態だということを意味する。
悪魔の実の能力の覚醒者 | 悪魔の実 | 力の数値 ※1 |
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ドンキホーテ・ドフラミンゴ | イトイトの実 | 1 |
シャーロット・カタクリ | モチモチの実 | 1 |
トラファルガー・ロー | オペオペの実 | 2(ワノ国編当時) ※2 |
ユースタス・キッド | ジキジキの実 | 2(ワノ国編当時) ※2 |
モンキー・D・ルフィ | ゴムゴムの実 | 2 ※2 |
ロブ・ルッチ | ネコネコの実(豹) | 2(エッグヘッド編時点) |
グラディウス | パムパムの実 | 0 |
※1 精神力も含まれている。
※2「覚醒」を扱えば「3」に引き上がるが、通常ではワノ国編当時は、強さを単純比較することはできない。実際にカイドウやシャーロット・リンリンとは条件が異なっている以上、覚醒能力を扱わない状態では、現状では四皇と同程度の強さに達しているとは言えない。
このように覚醒の段階に至り、それを問題なく扱えている能力者は、例外なく四皇幹部クラス以上の強者(獄卒獣も覚醒した能力者であるが、問題ありの覚醒に該当している)。つまり、グラディウスの力を推定した場合は数値で言うと「0」、すなわち四皇幹部クラス未満に該当し、まだ「力不足」ということになるので、覚醒している可能性は低い。
つまり、グラディウスが発揮した能力は、覚醒前の時点で無機物による効果であったというのが自然。仮にこの実が覚醒した場合、「自分、または無機物以外のもの」を破裂させることが出来る可能性がある。それはつまり「他の生物の破裂」という恐ろしい能力なのではないだろうか……ということ。
あるいは、単に「破裂の威力の上昇」かもしれない。