京王井の頭線
けいおういのかしらせん
京王井の頭線は、京王電鉄の路線の一つ。
概要
京王電鉄の路線。渋谷駅(東京都渋谷区)~吉祥寺駅(東京都武蔵野市)間を結ぶ。営業キロ12.7km。小田原急行鉄道(小田急電鉄の源流)系列の帝都電鉄として開業、小田急帝都線→東急井の頭線を経て1948年の「大東急」分割時に京王帝都電鉄(今の京王電鉄)井の頭線となった。この経緯により他の京王電鉄の路線と軌間が異なる(1067mm、他の路線は1372mm)。
このため他の路線との連絡線がない路線であり、他の鉄道から直接車両を搬入することができない。そのため、1945年から1953年のわずかな期間、小田急小田原線の世田谷代田駅と井の頭線の新代田駅の間に代田連絡線という連絡線を突貫工事で建設し、戦争で被災した車両を搬出したり、小田急経由で他の会社との車両の貸し借りを行っていたことがある。
列車種別
路線こそ短いものの優等種別の急行が存在する。
急行
停車駅は少ないが(下記参照)、緩急接続可能な駅は永福町のみ。朝ラッシュ時を除いて運行され、日中は各駅停車・急行がそれぞれ8分間隔で運行されている。所要時間17分で渋谷~吉祥寺を結ぶ。
各駅停車
全ての駅に停車する。日中時間帯は全ての列車が永福町まで先着し、そこで緩急接続を行う。
渋谷~吉祥寺を25分で結ぶ。入出庫の関係で富士見ヶ丘発着の列車も設定。
駅一覧
○=停車、レ=通過