アジフライ

あじふらい

魚類のアジを使用したフライ料理。

概要

フライ料理のバリエーションの一つ。詳細は不明であるがおそらく明治時代以降の日本で、西洋料理の研究と新たなアレンジ開発の中で誕生したとされる。

カテゴリー上は和食としても、日本料理における洋食としても扱われる事が多い。

使用されるアジ類は安価で一年中入手しやすい代表種のマアジが一般的。

配膳後に食べる際の調味料として、中濃ソース、ウスターソース、醤油、タルタルソースなどがよく用いられる。

実のところ、骨が多く実が少ないため商品として売りにくい小アジを売りやすく、かつ美味しくするために、販売者側によって普及を広めた料理でもある。長崎県松浦市ではアジの水揚げ量が多く、このアジフライを名物としている（刺身にできるレベルの新鮮なアジをフライにするのでまずいわけがない）。

一般的な調理過程

1. 頭を切り落としての三枚おろしや背開きにした後小骨を抜く。
2. 塩と胡椒で下味をつけてから小麦粉、溶き卵、パン粉の順につける。
3. 170〜180°Cの食用油できつね色になるまで2〜3分程度揚げる。

関連イラスト

関連項目

日本料理 和食 洋食

鯵 フライ料理

アジール

(アジフライが当該キャラクターの俗称として一部のファンが用いる)