概要
顔に落書きの代表例の一つ。額に「肉」の文字を書かれた絵に付けられるタグ。
大元のネタはゆでたまご作の漫画『キン肉マン』の主人公キン肉マン(キン肉スグル)。
元々はキン肉マンが芸能人の「欽ちゃん」を自分の事(キンちゃん)だと勘違いし、ファンの女の子の額に「肉」と描き、泣かせてしまったものだったが、『すごいよ!!マサルさん』で敗者への制裁として用いられたことで広く知られるようになった。
派生として「米(テリーマン)」や「中(ラーメンマン)」、「にく(ミートくん)」「骨(キン骨マン)」などの文字が書かれる場合もある。なんで外国人や人類誕生以前から生きてる超人にも漢字マークがあるのかは不明。
『太鼓の達人』でも羽根つきミニゲームにて、お面小僧が勝つと和田テツオの額に「肉」と描くネタがあった。
ちなみにニコニコ大百科によると、ニコニコ動画内で、政治家などの著名人に額に「肉」を載せた動画コメントをすると、即刻アカンウントを削除されるらしい。
キン肉マンにおける肉マークに関してのあれこれ
- 当初の設定では肉マークはオナラー・タイマーという名称で、体のニンニクパワーのゲージを示すものであった。体力が減ってくると薄くなる設定。
- はがすと数分で死ぬという設定もあり、キン肉マンが自らマスクからはがして何分持つかチャレンジしたりもしていた。
- しかし連載が進むにつれてこれらの設定はほとんど忘れ去られて行き、もはやただのマスクの模様になって行った(代わりにマスクを剝がされ素顔を見られたら自害する設定が出来た)。
- 息子であるキン肉万太郎のマスクには普段は肉マークが無く、火事場のクソ力が沸き上がると浮き出てくる。
- 父・キン肉真弓の場合は「王」マークだが、幼い頃は「王子」と書かれていた。
- 海外放送された『キン肉マンⅡ世(アニメ)』においては、多くの超人たちの額マークが刺青に見える・そもそも漢字が読めないといった理由で削除されており、キン肉親子に関しては万太郎の浮き上がる描写から所謂紋章みたいなもんという理由で一応残っている。日本に逆輸入された際にもこれらの描写があり、原作の扉絵でネタにされたこともある。