リトルオーズjr.
りとるおーずじゅにあ
「エースぐんは優じいんだ 絶だいに死なぜねェ」
概要
鬼のような風貌をした巨人(古代巨人族)で、白ひげ海賊団傘下のリトル海賊団船長。スリラーバーク編に登場した"魔人"オーズの子孫。
かつてオーズゾンビを麦わらの一味により失ったゲッコー・モリアはこの姿を一目見ただけで興味を惹かれ、足を切り落としたドンキホーテ・ドフラミンゴに「コイツの死体はおれが貰うってのに!」と苦言を呈していた。
体色は黄緑色で髪は赤毛。
首からは巨人族のものと思われる巨大な骸骨を数珠にして下げている。
ちなみに被っている笠は、体が大きすぎて雨や雪をいつも被っていた彼のことを心配したエースがワノ国でお玉たちから習った技術で作ったもの。メラメラの実の能力者ゆえに気を抜くと燃えてしまうので、これだけ巨大な笠を作るのにはかなりの手間がかかったらしい。
プロフィール
能力
その巨体とモビーディック号を動かすほどの怪力に加え、出刃包丁型の巨大な刀剣を武器にして戦う。
四皇の傘下なだけあって、砲弾1つ2つで怯むことなく救助しようとする程の打たれ強さと精神力を持っているが、オーズゾンビに匹敵するほどの巨体故に、回避などが難しいというジレンマもある。
武装色の覇気による硬化技能などもないのか、同じ船員からは狙いやすい的のような状態になることを懸念されていた。
活躍
初登場は海軍本部と王下七武海を相手にしたマリンフォード頂上戦争で、戦争序盤にその巨体を生かして海軍の包囲網をたやすく突破し、処刑台にいた2番隊隊長ポートガス・D・エースの元に最初に急接近した。
しかし、そのあまりの巨体故に砲撃を受けやすく、手間取っているうちに王下七武海のバーソロミュー・くま、ドンキホーテ・ドフラミンゴ、ゲッコー・モリアによる連続攻撃を受け、武器と右足を失い、胸を貫かれる重傷を負い一時戦線を離脱する。
だが一命をとりとめており、海軍の作戦により包囲壁に囲まれた白ひげ海賊団の面々を、自らの体と体から流れ出た血で包囲壁の動きを止めていた部分から海賊団の面々が乗った船ごと手で掴んで包囲壁を突破し、海賊団全滅を防いだ。それから程なくして海軍の集中砲火を浴びて意識が飛び、今度は完全に戦線を離脱する。
なお、それ以後血まみれで倒れている姿しか登場せず、海賊・海兵の両軍から死体扱いされていたことから、この戦争で死亡したのではないかと考えるファンも少なくないが、後に判明したプロフィールではしっかり2歳加算されているため生存している可能性が高い。
頂上戦争時点で、先祖オーズと並び身長が最大級の人間であったが、直後にもっと巨大な登場人物が登場することになる。