データ
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で初登場した技。
モヤモヤ気分…ではなく障害物を取り除いて相手の回避率を下げる効果がある。
『ダイヤモンド・パール』でのみひでんわざとなっており、フィールドの霧を取払うことが可能。
ただ、その霧が張っている場所はかなり限定されており、何故あるのか良く分からないこととなっていた。
極論をいえば、霧が張っているマップを暗記しており、なおかつ「でんげきは」などの必中技で霧による命中率低下対策をしている場合、この技は必要ない。
なお、この「霧の張った場所」は『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』以降の作品では存在すらしない…というよりはきりばらい自体が要らなくなった。
一応、外伝作『ポケモンバトルレボリューション』においてはキャッスルコロシアムにおいてランダムで霧が立ち込める場合がある。
実は回避率を下げるだけではなく、もう1つ効果が存在する。
それは相手の場にある「ひかりのかべ」・「リフレクター」・「しんぴのまもり」・「しろいきり」・「オーロラベール」・「まきびし」・「どくびし」・「ステルスロック」・「ねばねばネット」を取除く、というものである。
もう1度いう。相手の場にある設置技・壁技を取除くである。
…何だこりゃ。
困ったことにこの技、壁どころか相手の場に撒いた設置技もついでに消し去ってしまうのである。
つまり設置技との相性は最悪。
ダブル以上で味方に使って設置技を取除くことは可能なのであるが、その場合壁技との相性が悪くなってしまう。
そのため設置技を取り払うなら「こうそくスピン」、壁を破るなら「かわらわり」で良いという結論に…。
さすがに問題であったのか、『ポケットモンスター X・Y』からは「自分の場の設置技も取除ける」効果が追加された。
…といっても元の効果はそのまんま残っているため、使い勝手はいう程変わらなかった。
『ポケットモンスター ソード・シールド』からは「フィールド」技を除去する効果がさらに追加。ダイマックス技の追加効果でフィールドを発生させられるため、対戦環境でも選択肢にやっと挙げられるようになった。
ただし、ワイルドエリアで自然発生したフィールドは除去できない。